一条天皇の后、上東門院彰子(藤原道長の娘)に仕えましたが、紫式部の先輩になります。そんな訳で、和泉式部や、清少納言との交流があったことでも有名です。「栄華物語」の作者とも言われますが、「文章博士大江匡衡」の奥様であり、中古三十六歌仙の一人としてあの時代を過ごされました。おしどり夫婦であったとも云われ、穏やかな知性派の女性でした。紫式部は後輩となるからでしょうか、彼女を清少納言とは違い、お褒めになっています。

孫は中学校への進学のため塾に通わされておりますが、そこで小学生新聞の購読を勧められ、「じいちゃん(私)、お願い」となり、何日か前から読んでおります。どんな新聞かと、ちょっとだけ読ませてもらいましたら、なんと今回の標題の和歌に関しての記事が出てきた、という次第です。しかし、今時の子供はいじめや、勉強、勉強と大変ですね。
私はどちらかというと落ちこぼれグループに属しておりましたので、少なからず小学生時代に勉強らしきことはしなかったはずです。

ところで、今回最初の写真は「藤原実方朝臣の墓所、入り口に当時から自生していた『かたみのすすき』です」。すすきの葉が何故か細いのが特徴ですが、一昨年、訪れたときの写真です。
モジズリの後方の書画は賛が山口瞳先生、絵が関頑亭先生という、当庵の宝物です。
自室のシクラメン、一輪花芽を出しました。
詳しくはあれもこれも次回ということで。


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