
以下、写真が多い書き込みになりますが、これでも相当割愛してのご紹介でございます。
随分、全国の美術館を経巡ってきたと自負いたしますが、その佇まい、ロケーションの良さにまず感動です。
藤城清治様はまもなく九十歳になられます。多少体調が万全とは言えませんが、その精力的な活動や、情熱には静かに頭を垂れさせられます。
東北の被災地を巡り、その惨状をキャンバスに残し、見事な希望の光を思わせてくれる、影絵に仕立ててくれました。それらの原画としての水彩画を含めた、数多くの影絵の作品群に感銘を受けます。更に、動く影絵の舞台裏の精緻な構成の仕組み。アトリエの再現と、現実の製作過程や、使用中の材料まで展示してあり、その表現力と感性に圧倒されます。

さて、次はご紹介すべきかどうか迷いました。
ただし、一言。5種類のビールをテイステイングするかの如く、小ぶりのグラスでの飲み比べ。ビールの持つ、本来の奥深さを再認識いたしました。
この場をお借りして、改めてS氏に御礼申し上げます。
そして更に加えるならば、マイナスイオンのおかげですか、やっと活力を取り戻した気が致します。
以前、こちらからはそう遠くない所に「山縣有朋別邸」があり、訪問したことがございました。
ま、私と比べても仕方ないのですが、スケールの違いに驚きます。広大な敷地に、実にバランスよく配置された樹木があります。
誠に栃木県には、那須に限らず素晴らしいポイントがたくさんあります。富士山を登るのに行列をしてまでの混雑は、日本人の特性かもしれません。あまりの混雑は、ここ那須においては逆効果化もしれません。が、それにしても栃木県民でさえよくは知らない素晴らしい(私も初めて知った訳です)場所が存在することを、アピールすることが足りなすぎますかね。
折角のいい気分が、ぶち壊しになりますね。ここまでにします。
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