昔の話です。しかもほぼ半世紀になりますか。
学生時代、音楽研究会のジャズバンドにてベースを担当させられました。嫌いじゃないから何でもやってみたかったのです。
その頃に先輩から「グレン・グールド」のゴルドベルグ変奏曲を聴くよう薦められました。今風に言うなら「超絶技法」とでも云うのでしょうが(こんな単語は山口瞳、丸谷才一先生他多数の作家からは別な語彙を探しなさいと叱られそうですが)驚きました。しかし何しろジャズに傾倒していましたので2~3回ほど聴いて、今与えられし曲目の楽譜に集中してました。
しかし何とも相変わらずの落ちこぼれにして、まさに青春真っ只中の恋とジャズと学生運動と油絵(美術研究会にも所属してたのです)の日々でした。思えばあの頃からずうっと右往左往する人生の始まりだったかもしれません。
先輩の女性とデートの時間を決めつつ、同級の女子とうわの空での苦いコーヒーを飲み、その合間に音研、美研の部室を覗き、それなりの時間を過ごし、黄昏時には渋谷のジャズ喫茶か、安くも無い呑み屋で、深夜まで激論・・・。
あの頃に私の走り回る人生の起点が出来上がっていたのでしょうか。
「ゴルドベルグ変奏曲」でした。
すみません。
書きかけも書きかけですが、今夜はここまでです。
時の移ろいをそのままに、中途半端ではありますが、アップします。つまり毎日、少しづつ書き足す事も己の心の動きの表現にもなるかと・・・。
このコーナーは長くなりそうです。2016/03/30 私には深夜です。
2016年3月30日水曜日
2016年3月23日水曜日
「こしあん」・「粒あん」
あなたは「こしあん派」ですか「粒あん派」でしょうか。
ご無沙汰でした。何しろ繁忙期でございます、ご容赦の程。
相変わらず多忙を極めておりまして、先日は栃木市と隣接する下野市との境にある「思川に架かります『大光寺橋』」が新しく架け替えられまして、かのこ庵のお赤飯が600パックというご注文がございました。傷みがひどく、増水時には通行止になる状態でした。知事さん、県会議員さん市長さん他、沢山お偉い方が出席になっての式典でした。誠にありがたいことですが、朝9時までにというご注文です。納品後はほとんど仕事になりませんでした。
作らねばならない商品が沢山あるのですが・・・。
得意のボヤキからの出だしです。
随分以前に「苺大福」はこしあん以外のあんこは合わない、と書きました。先日、お客様が「鹿沼にもよく売れている苺大福があるんだが、粒あんだから嫌いなんだ」、「お前の所のはこしあんだし美味いから栃木まで買いに来るんだ」と。
顔にこそ出しませんでしたが、うれしかったですね。こんな時に商いの妙味が感じられるわけです。だから辞められないのでしょうか。少なくとも「苺大福」はこしあんか白あん、少なくともさらし餡に限るとしつこく書かせていただきます。
しかし、ここまで書くということは「かのこ庵の主人はこしあん派だな」と分ってしまいますね。
お菓子の組合の寄り合いにたまに顔を出します。すると、こしあん・粒あんに関して話題になることがございます。その結論とまで断定はできませんが、概ね和菓子に限らず洋菓子店の主人達の多くは隠れこしあん派が多いといえます。都内山の手の、銘店呼ばれる老舗の和菓子店さんでのメイン商品は概ねこしあんです。更に書くなら、金沢や松江では茶道が盛んですが、伝統文化の根付いた街と言えます。そこにおける和菓子の主流は「皮むきこしあん」です。
決して粒あんを否定するものではなく、粒あんだからこそ美味いと私が呼べる和菓子も沢山ございます。例えば「どらやき」、手前勝手ですが焼菓子の「伊吹山」、「招福金箔草餅」、「茶まんじゅう」等でしょうか。
さて、困りました、どっちも好きよという方もおられます。
しかし、例えば「おはぎ」なら粒あんだけご指名の方も、その逆も半ばしております。
これは結論ではありません。
そして、和菓子店の主として、お客様の好き嫌いを語ることは出来ません。ただ、和菓子組合の席での雑談ですが、粒あんは小豆をそのまま煮込み煮詰めていきます(勿論、下処理や死に豆の選別等必要です)が、こし餡は何ゆえ「晒して絞り上げる」という工程を、つまり一手間かけるのでしょうか。
皮の部分を取り除いて小豆の中身だけを使用したあんこを作るということです。
正直なところ、小豆などの皮に旨み成分はありません。強いて言うなら、食物繊維やカロチンなどの栄養素でしょうか。
前述した「皮むきこしあん」の商品は、かのこ庵ですと「あん豆腐」、「なまずっこ」に使用しています。
有難い事ですが発売開始して以来20数年経過しています。
そして、ご指名のお客様が大勢おられます。
あまりにも「さらしあん」にこだわった書き込みでした。
ここまでの人生で、遠慮して書かなかった事を少しづつ、又、書き始めます。
この書き込みには凡そ一ヶ月掛かりました。でも元気です。もしかしたら昨年以上に。
少しづつ。
次回はバッハです。馬鹿かお前は、と言われそうですが・・・。
ご無沙汰でした。何しろ繁忙期でございます、ご容赦の程。
相変わらず多忙を極めておりまして、先日は栃木市と隣接する下野市との境にある「思川に架かります『大光寺橋』」が新しく架け替えられまして、かのこ庵のお赤飯が600パックというご注文がございました。傷みがひどく、増水時には通行止になる状態でした。知事さん、県会議員さん市長さん他、沢山お偉い方が出席になっての式典でした。誠にありがたいことですが、朝9時までにというご注文です。納品後はほとんど仕事になりませんでした。
作らねばならない商品が沢山あるのですが・・・。
得意のボヤキからの出だしです。
随分以前に「苺大福」はこしあん以外のあんこは合わない、と書きました。先日、お客様が「鹿沼にもよく売れている苺大福があるんだが、粒あんだから嫌いなんだ」、「お前の所のはこしあんだし美味いから栃木まで買いに来るんだ」と。
顔にこそ出しませんでしたが、うれしかったですね。こんな時に商いの妙味が感じられるわけです。だから辞められないのでしょうか。少なくとも「苺大福」はこしあんか白あん、少なくともさらし餡に限るとしつこく書かせていただきます。
しかし、ここまで書くということは「かのこ庵の主人はこしあん派だな」と分ってしまいますね。
お菓子の組合の寄り合いにたまに顔を出します。すると、こしあん・粒あんに関して話題になることがございます。その結論とまで断定はできませんが、概ね和菓子に限らず洋菓子店の主人達の多くは隠れこしあん派が多いといえます。都内山の手の、銘店呼ばれる老舗の和菓子店さんでのメイン商品は概ねこしあんです。更に書くなら、金沢や松江では茶道が盛んですが、伝統文化の根付いた街と言えます。そこにおける和菓子の主流は「皮むきこしあん」です。
決して粒あんを否定するものではなく、粒あんだからこそ美味いと私が呼べる和菓子も沢山ございます。例えば「どらやき」、手前勝手ですが焼菓子の「伊吹山」、「招福金箔草餅」、「茶まんじゅう」等でしょうか。
さて、困りました、どっちも好きよという方もおられます。
しかし、例えば「おはぎ」なら粒あんだけご指名の方も、その逆も半ばしております。
これは結論ではありません。
そして、和菓子店の主として、お客様の好き嫌いを語ることは出来ません。ただ、和菓子組合の席での雑談ですが、粒あんは小豆をそのまま煮込み煮詰めていきます(勿論、下処理や死に豆の選別等必要です)が、こし餡は何ゆえ「晒して絞り上げる」という工程を、つまり一手間かけるのでしょうか。
皮の部分を取り除いて小豆の中身だけを使用したあんこを作るということです。
正直なところ、小豆などの皮に旨み成分はありません。強いて言うなら、食物繊維やカロチンなどの栄養素でしょうか。
前述した「皮むきこしあん」の商品は、かのこ庵ですと「あん豆腐」、「なまずっこ」に使用しています。
有難い事ですが発売開始して以来20数年経過しています。
そして、ご指名のお客様が大勢おられます。
あまりにも「さらしあん」にこだわった書き込みでした。
ここまでの人生で、遠慮して書かなかった事を少しづつ、又、書き始めます。
この書き込みには凡そ一ヶ月掛かりました。でも元気です。もしかしたら昨年以上に。
少しづつ。
次回はバッハです。馬鹿かお前は、と言われそうですが・・・。
2016年2月18日木曜日
伊香保の湯、そして水沢観音。
以前から気の合う業者会のメンバーから誘われておりまして、日程、時間は全て私の都合に合わせるから、と。更に、運転手はいるからと。まして後部座席で、チビチビ呑んでいていいよとは、行かざるを得ません。
かくして翌日午前中までほろ酔い状態のプチ旅となりました。
昼食は当然「水沢うどん」でございました。が、こちらのご主人と、かの「岡本太郎」様が昵懇だったようでございまして、かなりの作品群が展示されておりました。ただそのご主人とは既に代替わりなさったのかどうか存じませんが、額装された作品群の内、いくつかの作品が少し枠からずり落ちています。
私はこういうことが気になる性質でして、うどんのお味はともかく店主の感性に疑問が浮かんでしまうのです。困った性格ですね。
委細は写真にてご容赦の程。
2016年2月4日木曜日
「片岡鶴太郎展 還暦紅」 しもだて美術館
新聞紙上にて知りました。
茨城県筑西市のしもだて美術館にて「片岡鶴太郎」さんが還暦
を迎えることを記念としての作品展を開催することを。
「画業20周年 片岡鶴太郎展 還暦紅(かんれきくれない)」として新作や、未発表を含め120点余の展観でございます。個性的な名優としても高名な彼が、画業に目覚め20年だそうです。
かなりの方が来場なさっておりまして、その人柄も含め、人気の程が十分に理解できます。そして何よりもまずその作品群の素晴らしさは圧倒されます。
繊細にして豪胆、華麗にして静謐、温和にして豪華な作品群でした。最新作「金魚〈二曲屏風〉」では彼の幻想的な芸術への壁を一つ乗り越えた熱情を感じます。
何はともあれ、私の下手な解説よりも是非ご観覧ください、と、お薦め申しあげます。ただし「金魚」と「椿」の作品群、源氏物語から「光と藤壺」をモチーフとして描き上げた作品が、とても気に入りました事付け加えておきます。3月13日(日)まで開催してます。
いささかご無沙汰でございました。書き込みしたき事が幾つかあるのですが、相変わらずの貧乏暇なし状態が続いております。
先週は勝ち栗まんじゅう240個を含め、このところ大口のご注文が続いてしまいました。
しもだて美術館までなら1時間と掛らずに行けるだろうと、思い切って出かけました。帰途、暫くぶりに自治医大近くにある私の隠れ家的な存在の「ルポザンド」にて遅めのランチを楽しみました。その味もマスターの笑顔も変わりはないのですが、若干システムが変わっておりました。2年前にお客様への料理出しをなさっていた奥様が、52歳で他界なさったそうでして、味のグレードを落とさないために、というか料理作りに専念したいがために、一部セルフサービスのシステムとなっておりました。納得するとともにお若くしてお亡くなりになった奥様を偲んでの食事となりました。それにしても暫くぶりのフレンチでございました。庵主お薦めのお店ですが、ご予約を入れてあげてください。
茨城県筑西市のしもだて美術館にて「片岡鶴太郎」さんが還暦
を迎えることを記念としての作品展を開催することを。
「画業20周年 片岡鶴太郎展 還暦紅(かんれきくれない)」として新作や、未発表を含め120点余の展観でございます。個性的な名優としても高名な彼が、画業に目覚め20年だそうです。
かなりの方が来場なさっておりまして、その人柄も含め、人気の程が十分に理解できます。そして何よりもまずその作品群の素晴らしさは圧倒されます。
繊細にして豪胆、華麗にして静謐、温和にして豪華な作品群でした。最新作「金魚〈二曲屏風〉」では彼の幻想的な芸術への壁を一つ乗り越えた熱情を感じます。
何はともあれ、私の下手な解説よりも是非ご観覧ください、と、お薦め申しあげます。ただし「金魚」と「椿」の作品群、源氏物語から「光と藤壺」をモチーフとして描き上げた作品が、とても気に入りました事付け加えておきます。3月13日(日)まで開催してます。
いささかご無沙汰でございました。書き込みしたき事が幾つかあるのですが、相変わらずの貧乏暇なし状態が続いております。
先週は勝ち栗まんじゅう240個を含め、このところ大口のご注文が続いてしまいました。
2016年1月18日月曜日
スカイベリー大福
栃木県産「スカイベリー」は栃木県が商標登録をしておりまして、勝手にその名称を称することは出来ないのです。そこで、栃木県から正式に許諾を得ての「スカイベリー」を表示した、未加工のフレッシュな苺一個使用した大福を発売しました。ただし、お店では従来通りの「いちご大福」も販売していますが・・・。
量販店さんからの要望にて、試行錯誤の末「苺(いちごむすめ)娘」なる名称にてその量販店さんとお店だけでの販売という次第です。 毎日の販売数量を1週間単位で決めての取り組みです。ただし何とも苺農家さんでの生産量が少ない上に、栽培にかなりの手間ひまが掛るようです。
斯くの如き次第にて、未だ確実な生産量が確定できず流通量が毎日違います。結果としてかのこ庵での製造販売する数量が常に変わる事を承知での、限定された商品となります。
お安くはないスカイベリーですが、そのお味はやはり美味しいと思います。それにしても、造る私自身はこんな高い価格にして、この大きさですから、かなり不安を持って取り組みました。それにしてもこれがこんなに売れるとは思っても見ませんでした。
「とち介の和三盆」にて似たようなことを書いていますので、いささか自賛し過ぎ、と、思われるかもしれませんが、正直驚いております。羽二重粉のもち餅食感と北海道産手亡豆の白餡の上に葉っぱ(切込みをいれてあります)を付けたままのフレッシュなイメージを訴求した誠に自画自賛ですが、逸品でございます。(厳密に言うなら葉っぱではなくヘタでして、本来の果肉部分は苺の表面についているゴマ塩状のものが果肉なのです。育成栽培の難しい野菜、果実のようですが本来はバラ科の野菜に属します)
一度、お試しください、と書かせていただきます。
ただ、かなり手数をかけて仕上げております。そのため通常お店で販売している商品の一部が、欠品になってしまいました。
相変わらずドタバタ、じたばたしている己にうんざりもしています。ところが良いことではないのですが、昨日はかのこ庵の直ぐご近所にて火事騒ぎが午前10時頃からあり、お店の前の通りが全面通行止め。解除されたのが午後三時頃でした。そして今朝、私がお店についたころは雨でしたがその直後から猛烈な雪になりました。その後、雨にまた変わりましたが、凄まじい強風が残っておりまして、つまり、二日連続の開店休業状態という次第です。
かくなる次第で製品作りは順調に進みましたが…。
斯くの如き次第にて、未だ確実な生産量が確定できず流通量が毎日違います。結果としてかのこ庵での製造販売する数量が常に変わる事を承知での、限定された商品となります。
お安くはないスカイベリーですが、そのお味はやはり美味しいと思います。それにしても、造る私自身はこんな高い価格にして、この大きさですから、かなり不安を持って取り組みました。それにしてもこれがこんなに売れるとは思っても見ませんでした。
「とち介の和三盆」にて似たようなことを書いていますので、いささか自賛し過ぎ、と、思われるかもしれませんが、正直驚いております。羽二重粉のもち餅食感と北海道産手亡豆の白餡の上に葉っぱ(切込みをいれてあります)を付けたままのフレッシュなイメージを訴求した誠に自画自賛ですが、逸品でございます。(厳密に言うなら葉っぱではなくヘタでして、本来の果肉部分は苺の表面についているゴマ塩状のものが果肉なのです。育成栽培の難しい野菜、果実のようですが本来はバラ科の野菜に属します)
一度、お試しください、と書かせていただきます。
ただ、かなり手数をかけて仕上げております。そのため通常お店で販売している商品の一部が、欠品になってしまいました。
相変わらずドタバタ、じたばたしている己にうんざりもしています。ところが良いことではないのですが、昨日はかのこ庵の直ぐご近所にて火事騒ぎが午前10時頃からあり、お店の前の通りが全面通行止め。解除されたのが午後三時頃でした。そして今朝、私がお店についたころは雨でしたがその直後から猛烈な雪になりました。その後、雨にまた変わりましたが、凄まじい強風が残っておりまして、つまり、二日連続の開店休業状態という次第です。
かくなる次第で製品作りは順調に進みましたが…。
2016年1月13日水曜日
民主主義
お蔭様で何とか年末年始の繁忙期、しかも体力のいる仕事が続く中、どうにか無事に乗り切ることが出来ました。
暮れの餅つき、年賀品のお客様、そして成人の日のお赤飯、勝栗まんじゅう。
今、現在でいうなら、安堵感と共に些か充実感も感じています。
けがや、故障もなく乗り切れたということでしょうか。
しかし相変わらず多いですね。
年末のお餅も、成人式のお赤飯もすべてご予約をいただいて製造するわけですが、当日になってから「のし餅を」、「お赤飯を」というお客様が。
特に、お赤飯は量販店さんのように一年中パック詰めにて販売しているのとは訳が違うのです。お赤飯の容器はちゃちなパックではなく、そして量目の違う容器が数種類あります。それぞれに綺麗なお赤飯の掛け紙をお掛けします。事前に予測してお詰めしておく訳には参りません。
更に、ササゲ(割れが少ないように皮が堅めの小豆)を少なからず数時間以上前に煮て煮汁と分けておく必要があります。この数時間が大切でして、温かいままの煮汁ですと、お赤飯の色合いが私のイメージした色合いと全く異なったお赤飯になります。
餅米にしても同様でして、少なからず数時間は研いで浸漬しておく必要があるわけです。
このようなことを書くことが必要な世の中になってしまったようです。
栃木市では1月10日(日)が成人式でした。前日夕方の五時くらいまではそれでも我慢してご注文をお受けしては、お米を研いでおりましたが、流石にそれ以後のご注文はお断りしました。
当日になってからのお客様もいましたが、早朝からのセイロでの作業です。必ずご予約以上に「足らなくなりましたので」、というお客様が毎年おります。そのため余分には準備してはいるのですが、限界です。というか、きりがないのですね。
かのこ庵のもち米は新潟県産の「こがねもち」という、とても評価の高いもち米を使用しています。たかがお餅、お赤飯ですが、されどお餅、お赤飯なのです。わかる人は直ぐに分ります、その違いが。生産者もはっきりしていますので、安心して、しかもご納得いただける逸品なのです。今まさに受験シーズンでございます。そしてご卒業、入進学シーズンと続きます。
何卒、少なくとも2日前までに、ご予約をお願い申し上げます。
話題が変わります。暮れの新聞の特集記事の中で、昨年一躍有名になった「SEALDs」の「奥田愛基」さんのインタビューが掲載されておりました。最後のところで彼はこんなことを話しています。「人間は皆ひとりで生きるしかなくて孤独だけど、ひとりじゃ生きられない。そんな自分やあなたが個人として認められ、一緒に生きることを支える仕組みが民主主義じゃないですか」と。
とても24歳の青年の言葉とは思えない感動的な「民主主義」表現じゃないですか。
「SEALDs」は解散し、暮れには、市民のための政策提言シンクタンク「ReDEMOS」を設立したそうです。
ここ数年前からよくお見えくださるお客様で、ほぼ同年配の奥様と結構立ち入った話をするようになりました、お客様が他におりません時に。
栃木市内でボランティア活動等ご活躍著しい方ですが、互いの学生時代の話になりました。半世紀前のことになってしまいますが。「私は『中核』でしたわ」と、そこで私も「ノンポリに近いのですが、『核マル』でした」と。「体格がよかったのでデモにはいつも誘われて前に押し出されてました」なんて。
結果として、私はいつも消極的な心情左派なんだろうと今でも思っています、ここだけの話ですが。
世の中の流れや、常識、非常識以前に無知という場合もあるでしょうが、それらが何か、空気が読める人とそんなことに関係のない人に、2極化しているなと感じます。
さも偉そうに書いていますが、奥田氏の言葉に感銘を受ける私がとっても卑小なものに見えます。
暮れの餅つき、年賀品のお客様、そして成人の日のお赤飯、勝栗まんじゅう。
今、現在でいうなら、安堵感と共に些か充実感も感じています。
けがや、故障もなく乗り切れたということでしょうか。
しかし相変わらず多いですね。
年末のお餅も、成人式のお赤飯もすべてご予約をいただいて製造するわけですが、当日になってから「のし餅を」、「お赤飯を」というお客様が。
特に、お赤飯は量販店さんのように一年中パック詰めにて販売しているのとは訳が違うのです。お赤飯の容器はちゃちなパックではなく、そして量目の違う容器が数種類あります。それぞれに綺麗なお赤飯の掛け紙をお掛けします。事前に予測してお詰めしておく訳には参りません。
更に、ササゲ(割れが少ないように皮が堅めの小豆)を少なからず数時間以上前に煮て煮汁と分けておく必要があります。この数時間が大切でして、温かいままの煮汁ですと、お赤飯の色合いが私のイメージした色合いと全く異なったお赤飯になります。
餅米にしても同様でして、少なからず数時間は研いで浸漬しておく必要があるわけです。
このようなことを書くことが必要な世の中になってしまったようです。
栃木市では1月10日(日)が成人式でした。前日夕方の五時くらいまではそれでも我慢してご注文をお受けしては、お米を研いでおりましたが、流石にそれ以後のご注文はお断りしました。
当日になってからのお客様もいましたが、早朝からのセイロでの作業です。必ずご予約以上に「足らなくなりましたので」、というお客様が毎年おります。そのため余分には準備してはいるのですが、限界です。というか、きりがないのですね。
かのこ庵のもち米は新潟県産の「こがねもち」という、とても評価の高いもち米を使用しています。たかがお餅、お赤飯ですが、されどお餅、お赤飯なのです。わかる人は直ぐに分ります、その違いが。生産者もはっきりしていますので、安心して、しかもご納得いただける逸品なのです。今まさに受験シーズンでございます。そしてご卒業、入進学シーズンと続きます。
何卒、少なくとも2日前までに、ご予約をお願い申し上げます。
話題が変わります。暮れの新聞の特集記事の中で、昨年一躍有名になった「SEALDs」の「奥田愛基」さんのインタビューが掲載されておりました。最後のところで彼はこんなことを話しています。「人間は皆ひとりで生きるしかなくて孤独だけど、ひとりじゃ生きられない。そんな自分やあなたが個人として認められ、一緒に生きることを支える仕組みが民主主義じゃないですか」と。
とても24歳の青年の言葉とは思えない感動的な「民主主義」表現じゃないですか。「SEALDs」は解散し、暮れには、市民のための政策提言シンクタンク「ReDEMOS」を設立したそうです。
ここ数年前からよくお見えくださるお客様で、ほぼ同年配の奥様と結構立ち入った話をするようになりました、お客様が他におりません時に。
結果として、私はいつも消極的な心情左派なんだろうと今でも思っています、ここだけの話ですが。
世の中の流れや、常識、非常識以前に無知という場合もあるでしょうが、それらが何か、空気が読める人とそんなことに関係のない人に、2極化しているなと感じます。
さも偉そうに書いていますが、奥田氏の言葉に感銘を受ける私がとっても卑小なものに見えます。
2016年1月1日金曜日
千代に八千代に 新春を寿ぐ
明けましておめでとうございます。
皆様には穏やかな新年であり、いささかなりとも胸に抱いたご希望が叶う年となりますこと何よりもご祈念申し上げます。
年末にかけてどうにか本来の寒さが出現して来たような年の瀬でしたが、それでもここ栃木市では「木枯らし」の寒風が感じられなかったような気がします。日本海側、特に雪の多い地方の方には申し訳ないのですが、この北関東地方は平穏なる元日を迎えることができました。
年末恒例の餅つきも何とか乗り切りました。所謂肉体労働は厳しさが増してきてますが、何故かサプリメントの効果だけとは思いませんが、一昨年ほどの疲れを感じること、少なく終了いたしました。量販店様の納品も無事に済ませ、毎晩ぐっすり睡眠が取れている気がします。これが一番ですか。己に「嗚呼、今日は疲れているぞ」と思わせてベッドイン。
この歳にしての自己管理術でございます。
大晦日のよる7時前に納入先の量販店様を2店覗いてきました。
おかげさまで決して、というより一番高い価格が付けられている、かのこ庵の商品が売切れておりました。
ご理解していただいているのだなあ、と、実感の年末でした。うまいものは美味いのです。
ご来店のお客様から「お前のところの『栗きんとん』はデパ地下なら3千円は取れるぞ」とまで仰られました。ありがたいことでございます。それでも半値に近い
のですが。
それ故、この商いをこの歳にして止められないでいるのでしょうか。いや、実は正直に書くなら、儲からない商いをしているがために、半ば、自転車操業状態での奮戦をしている。ということです。
まさに新年早々なんでございますが、そこで、今年は錆ついてきているわが身をなだめつつ少しだけ商品の品数を減らす方向で進んで行こうと決めました。
例えば、「開運勝栗まんじゅう」の一日の製造数も従来よりは減らします。まさに、午前中にての売切れはご容赦願うことにします。
商いの話を書くつもりはなかったのですが、今回はご勘弁を。
ということは、次回は何が書かれるか、お楽しみください。
皆様には穏やかな新年であり、いささかなりとも胸に抱いたご希望が叶う年となりますこと何よりもご祈念申し上げます。
年末にかけてどうにか本来の寒さが出現して来たような年の瀬でしたが、それでもここ栃木市では「木枯らし」の寒風が感じられなかったような気がします。日本海側、特に雪の多い地方の方には申し訳ないのですが、この北関東地方は平穏なる元日を迎えることができました。
年末恒例の餅つきも何とか乗り切りました。所謂肉体労働は厳しさが増してきてますが、何故かサプリメントの効果だけとは思いませんが、一昨年ほどの疲れを感じること、少なく終了いたしました。量販店様の納品も無事に済ませ、毎晩ぐっすり睡眠が取れている気がします。これが一番ですか。己に「嗚呼、今日は疲れているぞ」と思わせてベッドイン。
この歳にしての自己管理術でございます。
大晦日のよる7時前に納入先の量販店様を2店覗いてきました。
おかげさまで決して、というより一番高い価格が付けられている、かのこ庵の商品が売切れておりました。
ご理解していただいているのだなあ、と、実感の年末でした。うまいものは美味いのです。
ご来店のお客様から「お前のところの『栗きんとん』はデパ地下なら3千円は取れるぞ」とまで仰られました。ありがたいことでございます。それでも半値に近い
のですが。
それ故、この商いをこの歳にして止められないでいるのでしょうか。いや、実は正直に書くなら、儲からない商いをしているがために、半ば、自転車操業状態での奮戦をしている。ということです。
まさに新年早々なんでございますが、そこで、今年は錆ついてきているわが身をなだめつつ少しだけ商品の品数を減らす方向で進んで行こうと決めました。
例えば、「開運勝栗まんじゅう」の一日の製造数も従来よりは減らします。まさに、午前中にての売切れはご容赦願うことにします。
商いの話を書くつもりはなかったのですが、今回はご勘弁を。
ということは、次回は何が書かれるか、お楽しみください。
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