2013年6月23日日曜日

ご法事用「焼きまんじゅう」

 たまには和菓子のことを書かねば叱られますね。
かのこ庵の「焼きまんじゅう」です。

 今回は、最近特にご注文が増えております、昔ながらのご法事用『焼きまんじゅう』でございます。ここ数年は、どちらかというとかのこ庵の薯預まんじゅうが主力商品でした。栗入りの上品な甘さで、白色が菊の焼印、挽茶色(緑色)が蓮の焼印という少し贅沢なお饅頭のご注文が大半でした。
 写真でお分かりかと思いますが、かなり以前のご法事には、このやや大きな「焼きまんじゅう」がほとんどでして、リバイバルですか。
 ご注文があればお作りはしておりましたが、その数はわずかでした。しかし、確実に増えております。

栗入り薯預まんじゅうです。2個入りからお受けしてます。
 ところで、慶弔事は一般のご家庭で、ないことはありえないのですが、年に数回なんてことは先ずございません。ですから、急にその旨のお集まりをなさる時が来ますと、どうしましょうか、さて困ったな、どうしていいかわからない。ということは当然出てまいります。かのこ庵に来ては見たものの、半数ほどの方が、お悩みになっております。
 そこで私の登場となります。
 まず、仏事でしたら、神式か、仏式か、その他(無宗教なんていうこともございます)かをお聞きいたします。時にはお寺様のお名前をお聞きすることもございます。あちらのお寺様でしたらこうなさればよろしいかと思います。と、率直にお話します。
 概ね、市内のお寺様の方式や趣向は、商売柄だいたい承知いたしております。お寺様によっては、「これこれをこの程度ご用意してください」とはっきりご指示なさる場合もありますが、どちらかといえば未だ、少数派です。お寺様へのお礼には、なんと頭書きすればいいか等、わからないことばかりです。
 仏式でいいますと、四十九日忌までは、どちら様も日頃経験されることの少ない、慌ただしい日々を過ごさねばなりません。
 お清めの時に、お客様への返礼品や、熨斗をどうするか。
 決めねばならないことがたくさんございます。
 神式と仏式では掛け紙も違います。「志 ・・家」、と、名入れするかどうか、御霊前と、御仏前はどう違うのか。墓前に「白団子」を準備するか、その場合何粒必要か。
 なかなかに面倒な事柄がたくさんございます。

「あんだんご」ですが、ご予算でご調製いたします
 全てにご満足いただくことは保証いたしかねますが、かのこ庵にご相談いただければ、そうは、失敗が少なくて済むはずでございます。私以外の者の対応がご心配の場合は、「ご主人を・・」とおっしゃってください。不在の時は、折り返しお電話にてご相談をお受けいたします。
 ただし、これは近頃の流れなのでしょうが、慶弔をなさる日時はとうにお決まりでも、突然、「明日の法事に使いたいのですが・・」とのお客様もおられます。全てご予約でお受けしておりますので、在庫は一切ございません。何よりも早めに、ご準備をといいますか、ご注文がお済みでしたら、まずはご安心かと存じます。数量の多少の変更は2~3日前まで可能でございます。

戸長屋敷内の泰山木に大輪の花が咲いてました。
 「白団子」、「あんだんご」、「各種お饅頭」、開眼供養のための「お供え餅」など、如何様にも、又、数量に関係なくお受けしております。お子様の一歳のお誕生餅や、鳥の子餅なども、内祝の品、何でもお悩みでしたらご相談ください。ご予算にも出来るだけ対応いたしておるつもりです。日常ではあまりないことながら、避けて通れぬ事柄でもございます。
 
 
 旧栃木市内は七月がお盆様です。九月にはお彼岸がやってまいります。一度、おはぎやあんだんごのお味をお試しください。お盆中、お彼岸中、製造してます。

 今回は純然たるかのこ庵のPRでございましたが、「知らずに悩むよりはかのこ庵」と、ご承知ください。


正面お屋敷脇から、奥座敷を撮りました。
 先日、物造り工房のメンバーと「おおひら歴史民俗資料館と戸長屋敷」を訪ねてきました。これだけの素晴らしい場所を、なにか活用できないものか、との趣旨です。いろいろな映画制作会社からのロケの申し込みも結構あるようでして、みんなで納得するとともに、考えさせられました。普段はとても静かすぎるのですが、折角のシチュエーションが眠っております。館長さんには失礼ながら。何か利活用を「工房」のスタッフで創出したいと思います。

 このブログご覧の方、何かアイデアをお寄せください。

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