2014年9月6日土曜日

夏バテでございます。

 明らかに加齢による夏バテの蓄積をしみじみと感じております。  
 数年前は、気温30度を少し超えた辺りがいわゆる盛夏であったような気がします。しかし35度超の日々の連続でした。
 以前ですと、それでも一晩熟睡すれば疲れは取れたはずでしたが、悲しいかな疲れが抜けません。八月後半からずーっと微熱状態が続いてしまいました。そんな中で、お付き合いも欠かせずの飲み会が二度ございました。
 いけませんですねー、楽しい仲間や知り合いとの飲み会は。
 そもそも昔から比べましたら、酒量も普段から減ってはいるのにすっかりそのことが抜け落ちてしまう、それだけ楽しかったといえば確かにそうなんですが。
 八月のお盆過ぎからつい最近まで何をするでなく、ただただボーっとしている己にあきれつつも、気力のわかない日々でした。 

 しかし流石に、そうも言ってられなくなりました。
 九月八日(月)は十五夜です。 
 敬老会のご注文も新規を含めて、入ってきております。
 そしてお彼岸です。半端では無い数のお寺様からのご注文もございます。つまり和菓子店の搔きいれ時となってしまいました。
 

 そんな中、広島の堂畝様がかのこ庵を訪ねてくれました。
 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、平安時代のエキスパートでして、私の師匠(?)でもある歴女です。とてもお若いのにその知識や見聞の確証には素直に頭が下がる行動力を持った女性です。
 全国平家会の様な集まりの臨時総会が、平家落人伝説の残る県北の湯西川温泉で開かれるそうでして、都内での一泊を加え、午前の早い時間に来ていただきました。そして下野の歌枕「伊吹山」をはじめとして数時間にわたり、ご案内いたしました。
  詳しくは、次回のお楽しみとして今回は書き込みしませんが、数日中に藤原実方や、平家の話等も含めてご紹介申し上げます。

 さて、日本全体の邦楽界をリードする、栃木県在住の筝、三弦奏者の前川智代さんがリサイタルを開きます。招待状をいただいてしまいました。ここは何としても駆けつけねばならない立場だと、勝手に思い込んで出かけることとしました。花束抱えて。詳しくはパンフレットをご覧いただき、お時間の許せる方は是非ご鑑賞ください。未だお若いからこの料金設定なんだろうと思いますが、日本の邦楽界を背負っていらっしゃる前川さんのリサイタルです。素晴らしい時間を過ごすことができるはずと、自信を持ってお勧めしておきます。

 ところで、十五夜を前にして、ご近所の虎賦のススキは穂が見頃になっております。一方、日当たりが悪いのでしょうか、かのこ庵の北側のススキは背丈だけは一人前以上に伸びていながら、ようやく穂が少し見えてきた状態です。これでは間に合いそうもありません。十三夜までこのままですね。
 

 大平町の東武線沿いに咲く「ほていあおい」が見頃になっております。