2015年12月19日土曜日

すみません。流石に年末です。

  困ったものです。
 分ってはいるのですが、さすがに年末。
  実は有り難いことに年末商品に関し、大手量販店さんから昨年の3倍になるご注文が月初に入りました。ちょっと気楽に考えておりましたが、今や大慌てで仕込み中という状態です。
 年賀状もどないしましょ。仕込みといえば、実はこのコーナーの書き込みのため2口程、準備というか用意はしてあったのですが、来年です。
 ご容赦の程。

 しかし、恥ずかしながら来年2月の誕生日にて古希を迎える歳になりました。年末だからですか、振り返れば汗顔の人生でした。煩悩の多い人生でした。無駄な酒や、深追いしての赤っ恥、書き出したらきりがないほど、そんなこんながいろいろとベッドインしてから思い出されます。

 斯様な次第でして、多分これが今年最後の書き込みになると思います。このコーナーをお読みくださる方にだけ、ご祈念申し上げます。「皆様には、平穏にして穏やかな2016年となります様、心より森羅万象の神々にお祈り申し上げます」。



2015年12月6日日曜日

「とち介の和三盆」大好評です。

 こんなにも売れるとは思いませんでした。
 四国香川県の和三盆のメーカーから、とちぎのゆるキャラを和三盆で作りませんか?。に始めは、また「とち介」かよ、と躊躇したのですが、熱意に負けまして10月に一回目の商品が仕上がりました。東武百貨店、市の観光館、アンテナショップ「道の駅コエド広場」、ヨークベニマル様等に納品しました。

 一回の仕入れ量が半端でなく、じつに心配したのですが全くの杞憂でした。あっという間に売り切れてしまい、次回の入荷まで約半月欠品となり迷惑をかけてしまいました。
 特に観光客を中心に売れているようです。
 写真をご覧いただければお分かりと思いますが、とち介を中心に巴波川、幸来橋、巴の水形、鯉、大平町特産のブドウ、そして桜や紅葉、屋形船まであります。実は間もなく入荷予定の「とち介の和三盆」には栃木を象徴する生産量日本一の「苺の和三盆」が追加されて小箱に綺麗にセットされた商品が出来ます。

 お土産には手頃の価格ですし、何より小さい化粧箱ですので、市内を散策しながらでも邪魔になることはありません。
 一見堅そうに見えますが、ご存知の方はお分かりと思います。  
 口に含むとふわーと解ける感じの、お抹茶には、特に好く会う贅沢な和菓子なのです。和三盆糖という四国でしか生産されていない、おそらく最高級のお砂糖が原材料になっています。

 正直、販売に当たっていらっしゃる各売り場の担当者の方も驚いているはずです。この売れ行きに。

 
 既に、年末年始の帰省客や、ちょっとしたご挨拶の品としてご注文が入ってきてますが、半端な数量ではありません。ただこの商品が、なかなか仕上がってくるのに時間がかかるのです。もうすでに、苺が入ったバージョンが未着なのに次回の発注が済ませてある、という状態です。何しろメインがお砂糖ですので消費期限が360日となっています。販売するほうも、お買い求めいただく方にも安心してお勧めできるわけです。

 どこで何がどう売れるか、この歳になっても分らない事が結構あるのですねー。一箱650円(税込)ですが、よろしかったらご注文の程。売切れの折はご容赦を、というか次回の入荷までお待ちいただくこともあると思います。お試しの程。



2015年12月4日金曜日

とち介商品券

 栃木市のマスコットキャラクターとして「とち介」がございます。
 全国のユルキャラがその粋を競って全国大会が11月に浜松にて開かれました。結果は総合6位となりました。とち介グッズを少々取り扱うものとして真に慶賀の至りでございます。


 ただしそれはそれとして、どうにも納得がいかないことがあるのです。
 地域振興という、又、地方創生という言葉は理解できるのですが、これで本当に地方の中小零細業者が賑わうのかいな、と。
 1万円で購入した商品券で12,000円の買い物が出来ます。これは使う方には魅力ある商品券であることに何ら疑う余地は無いのですが・・・。1万円分10枚綴りに2千円分がついており、半分は大型店、半分は中小零細店用になっています。
 ご法事でのお客様が、2万数千円のお買い物をしていただきました。20数枚を「とち介の商品券」で残りを現金で、となるわけです。これはお客様は2割引相当でのお買い物となり結構なことです。
 問題は、ここからです。かのこ庵がいただいた商品券は銀行さんに預けて数日後に指定口座に入金されます。ただし、これは銀行さんの取り扱い手数料となるのでしょうか、1%の手数料が差し引かれての入金となります。
 市内のあちこちに「とち介商品券取扱店」の、のぼり旗が立っています。
 これは無料での配布ではありません。もちろん自作で実費となるとそうは行きませんが、口座振替依頼書や、会員証明書等の発行手数料も決して半端な金額ではないでしょうが、ともかく商工会議所の会員ということでしたら1千円を申込み時に払えば幟旗をいただける訳です。

 国会では目の前に迫った消費税の2%アップをめぐって、自公の2党が論争を繰り広げています。
 この2%でさえ論争になる中、私達中小零細業者は、少しは売り上げ増があったのかどうか、業種や業態の違いよって一概には断じきれませんが、この商品券で1%の負担が生じているわけです。 

 君は細かすぎるよ、といわれるかも知れませんが、本来の目的である地域振興、というか中小零細店にも恩恵を、ということであるならば、ちょっと考えされられるのです。
 たかが1%、ですか?

 どうも加盟店になった方でこのことを問題にしている方があまりにも少ないように感じ書きました。
 千円の会費も、1%の負担も本来は私どもが背負うべき施策ではないのではないかと。
 つまり、国策としてのことであるならば、消費者だけでなく私たちにも恩恵のある施策であるべきと思うのです。つまり1%の負担は国か、県か市がすべきことではないかと。
 たかが1%ですが今までの換金額からですと結構な金額になっているのです。
 やはり小難しい、小うるさいおっちゃんですか。

 眠くなりました。ここまでにて、又。

2015年11月24日火曜日

袋田の滝、そして小田代が原

 忙しさに変わりは無いのですが、ちょっとだけ、よし休むぞッという時間を作れる時も出来てきました。いや、作るようにしました。ただカレンダーに印をつけられるほどに予定はたちませんが。

 流石にアシュレーマデイソンにお世話になるほどの時間も意欲も減退いたしましたが、但し元気に仕事だけはこなしています。

 6月、唐突にさほど遠くない場所でいまだ拝見した事の無かった「袋田の滝」を見たいと、まさに唐突に思ってしまいました。

 水の濁りがいささか気にはなりましたが、昨晩の台風による雨の影響という説明ををうけ、納得。
 そして「実は昨日の日中は水量がかなり少なく、折角いらっしゃった方にはちょろちょろとしか流れていない滝を観覧していただく状態でして申し訳なかったのです。」と。
 展望台へ登るエレベターの女性案内人の説明でした。

 台風というか大雨には辟易の昨今ですが、それはそれ。その時拝見した「袋田の滝」にはなかなかに圧倒されました。水量が俄然増えていたのですねー。見事でした。

 しかし、相変わらずの苦言です。
 大子町に入り、滝を見に行くための道程に向かっていきますが、道路や、距離はそれ程でもないのですが狭いのです。
 そして滝の前の土産品店の多さといったら失礼ですが、後日感としていうならあまりにもあの狭いところに多過ぎです。我がお店の駐車場をどうぞ、の案内人が多過ぎです。車を止める所はお土産品店さんの前しかないのです。
 思うのですが、国道から入る手前に少し広めの駐車場を作り、低公害バスの運行は、そこで生計を営む人も沢山いらっしゃるわけですから辛いかも知れませんが、勝手ながら、思います。
 あの名瀑を又、訪れたいと思えるように、いささかのご配慮を、と。


 なぜこのようなことを書くかといいますと、実は9月の末にテレビで「小田代が原の草紅葉」が見ごろになってきました、とのニュースを拝見したからなのです。「よし、明日はお店は休みだ。行くぞ」てな次第です。

 好かったですよ。日光方面に出かける際に時間にゆとりがあれば必ず立ち寄る、私の好みの場所だからです。戦場ヶ原のすぐ手前にあり、国道の反対側にある駐車場に車を止めて、そこから低公害バスに乗って狭い道を進むと20分ほどで広大な湿原が見えてきます。
ここが小田代が原なのです。貴婦人とも呼称される一本のすっくと立っている白樺の木がまたいいですね。そして眼前に広がる草紅葉。9月末から10月末までが見ごろですので今は多分見られません。でも静かな、人気のない山道を散策するのも一興だと私は思っています。昔はマイカーで乗り入れられたのですが、そういうご時世なのですね。よくスケッチブックをもって山の中に少し分け入ったりしたものです。
 
 
 そこで、袋田の滝さんも少しだけ、ご参考にしていただきたく書きました。

 帰途、中禅寺湖湖畔にあります金谷ホテル別館で遅めのランチとなりました。
 家内は名物の「百年カレーセット」をオーダーしてましたが、お安くないですね。館内の土産品販売コーナーでは「百年カレー」のレトルトが千円未満で販売されていますのに、レストランでのセットメニューは三千円以上します。ロケーション代も含まれているのですね、きっと。

 今年の外出はこの他に某ホテルの納入業者で作る協力会の旅行で、北茨城市の五浦観光ホテル一泊だけでした。今年は、もう外出の予定は無理なようです。

 関西から今年も美味しい漬物がいろいろ入ってきました。
 「元祖いちご大福『苺の娘』」も製造開始です。ただし苺がまだ高値でして儲かりませんが、季節を少しづつ先取りしていくのがモットーですので贅沢は言えません。


 ともかく、こんな書き込みの余裕が出来てきました。又、書きます。




2015年11月21日土曜日

誠にご無沙汰でございました。

 何か月ぶりになりますか?
 誠に暫くぶりの書き込みでございます。
 詳しい事情は省略しますが、それほどのH/Pでもないのに、極めて不快な事態になり継続が面倒になってしまっていた、ということです。勿論、書き込みしたきことや、お知らせしなければならない事柄も結構ありました。仕事が相変わらず多忙であるのも事実ですが、H/Pを開くことも、ブログの書き込みすらも面倒になってしまっておりました。
 しかしながら、こんなおっちゃんの浅学な書き込みに対し、相変らずお読みくださる方が、毎日結構おられました。
 恐縮の極みです。
 どうでもよいとまでは思いませんが、H/Pはともかく、ブログだけは少しづつ復活することにいたしました。時々チエックしてくださいます様、頭を垂れてお願い申し上げます。

 9月9日(水)の夜9時過ぎに、今まで災害の少ない良い土地だと思っていた栃木市(だけではないのですが)に大雨洪水警報が発令されました。このブログをご覧の方は、我が家が巴波川の川沿いに建てられている事を、それとなく挿入していた写真でご承知の方もおられると思います。鴨や鯉などがのんびりと遊ぶがごとくの写真を何度も掲載してましたので。
 実はこの巴波川が氾濫したのです。結構な数の方からお問い合わせや、お見舞いのメール、お電話を頂戴いたしました。
 この場にてご心配くださった方に御礼申し上げます。
 それにしても、あの穏やかな姿からは想像もつかない濁流、激流状態となりました。消防署の方達が避難指示をしているのがわかりました。家族全員で中央小学校体育館へ貴重品だけ持っての避難となりました。間もなく私の人生も70年になります。
 未だ経験のない、一晩で済みましたが避難所暮らしを体験する羽目になりました。
 かのこ庵の店舗は無事でしたが、作業場に逆流してきた濁流が排水ピットからあふれてしまい、結果、床上浸水となってしまい、休業してのデッキブラシでの清掃、消毒という有様でした。避難所へ向かう際の濁流、激流を押しのけての逃避行は今思うだけでもぞっとしますが、結果、車両は全損となったりとえらい目に遭ってしまいました。栃木市や社会福祉協議会様や、全国菓子組合様等から、お見舞金をありがたく頂戴は致しましたが、正直、今回の水害による出費は少なくありませんでした。まー、もっとひどい被害に遭われた方々がたくさんおられます。ここは我慢ですか。

 フランスではテロもありました。地球も人類も何かいまひとつ良いことが少なくなって来ているとしみじみ感じます。

 書き損じていたことを思い出しつつ再開いたします。少しづつ。


これでもかなり水位は下がった翌日の写真です。下の写真との差がお分かりいただけると思います。

2015年11月9日月曜日

悩みの尽きない日々ですが、結果オーライでした。

 恥ずかしながら内部の人事に関し、悩まされてしまいました。
 結果として物心両面にて多忙な日々の2月となりました。
 しかし、私の疲労度は別として、これでよかったのだと思える日々の対人関係となりました。詳しくは書きませんが、時に英断をしなければならない時があり、それを実行した、ということです。
  
 ただしそんな次第にて、誠にこのブログの書き込みどころではない日々を過ごしました。

 ホームページの中断も真剣に考える夜もありました。正直なところ通販でのご注文はそんなに多いわけでもなく、それでいながら単にこのコーナーの読者がかなりおられました。このようなマニアックにして、単に和菓子屋のオッチヤンの浅学での特定事項の探求を、お読み下さった方に御礼申し上げます。
 

 近津三志様の「西行、いのちなりけり」を読破すべく時間を作っては数ページつつ読み進めています。何しろ冒頭から、東山道や滋賀県の伊吹山、そして「さしも草」まで登場してくるものですから。勿論、藤原実方まで。

 その一方でジャック・ル-シェによるバッハのジャズに傾倒というか時間があればイヤホーンをつけています。

 そんなこんなを徒然に書いていくこととします。
 お付き合い下さい。
 多少、H/Pの色々が変わっていくことになると思いますが・・・。

2015年2月2日月曜日

少しづつ・・・

 忙しさに変わりは無いのですが、このブログにおける私の重石が取れたようです。山口瞳先生に習い、日々の徒然を書くことにしましたが、しばらくお付き合いください。時代物や、現代作家群の書き込みは、少しづつ、もしかしたらまとめて書くかもしれませんが暫くはご容赦のほど。


 先週、何処の民放だったかわかりませんが、外国のいわゆるデパートの責任者が日本の「デパ地下」を取材した番組がございました。東京都内の有名デパートの地下にある食品街を中心に見聞録というしだいです。
 衛生面や、品揃え、盛り付け、デスプレー、してはいけないこと、接客マナー等々、私にも教えられることがございました。
 昨年から市内の大手量販店様へ納品が、それなりに順調にフォローできる態勢になってきている感じもしてます。その際、当然納品は業者の出入りする納入口からとなります。当初は「ウーム」と感じさせらせられるお店もございました。

 つまり店内は華やかにして綺麗に整頓されてはいるのですが、業界用語でいうなら「裏動線」が気になるのです。いやでも出入りしますので、商品の搬入口から、店内までのお客様には見えない部分でのことです.
 栃木市内には大型量販店さんが結構な店舗数を構えるようになりました。それでも栃木市中心部大通りにある東武百貨店さんは1階のフロアーだけでして、その上は市役所になってます。
 つまりイオンさんや一部、とりせんさんが2Fも売り場になっています。そのような中で否が応でも、各量販店さんの裏導線を使用しなければならない立場になってしまった、私が感じるのは、その衛生観念と荷物の往来に置ける通路の確保です。店内からは覗い知れないその汚れや、目一杯に置かれた在庫群の山です。しかし、それも繁忙期のことでして、止むを得ないのでしょう。随分と綺麗に整理整頓されてきていると感じます。上に立つものの考え方次第なのかもしれませんが、私が納品させていただいているお店は概ね良好な状態を保っていると書いておきます。

 それにしても、今年の夏には市内に大型量販店の2店舗が、ほぼ同じ時期に新規開店の予定でして、パートさん募集のチラシが同日に入ってきました。
 はてさて、市内の小売店はどうなってしまうのか、凡そ想像はつきますが、私ども専門店も影響なしとは考えられません。いろいろと取引が増えている、かのこ庵にしてもすぐ近くにあります「下都賀総合病院」さんが駅南にまもなく移転します。いままでお買い求めいただいたお見舞い品の売り上げは減るでしょうねー。


 そろそろ閉店の時期を真剣に考える時期が忍び寄ってきているような考えさせられる昨今です。これらの悩みが、多少なりとも前向きな気持ちをそいでいる環境になっているとしみじみ感じます。

 体重が多い時は83キロまでありました。おかげさまでというか、現在、71キロ前後になりました。どこかに不調を感じているわけではないと、までは書けませんが概ね身体が軽くなっているとは感じています。毎朝のバナナと牛乳だけが3年目になります。炭水化物の摂取量調整などの効果が出てますか。
 仕方ない、本意では決して無いのですが、今しばらくこの状態を続けますか。
 

 ただし旅には出てみたいなー。せめて連休を・・・。

 

2015年1月30日金曜日

これが歳という事ですかね?

 
 私の視力は多少の乱視はありますが、車の運転にはギリギリ眼鏡使用となっています。ということは和菓子を作るという作業中には眼鏡が無くても困らないのです。そこで歳ですか、どこに眼鏡を置き忘れたか、何とも見つからないのです。一応、眼鏡使用の免許証となっていますので無いと困るのです。
 今朝のお届けは眼鏡なしで運転しましたが、若干のぼやけは感じました(今年初めての雪が降る中でしたが)。あまり違和感なく。 
 お届けの帰りに前回と同じ度数の眼鏡を止むを得ず購入しましたが、いやになります。
 更に、ケータイをいくら充電しても、バッテリーの残量が増えないというか減るばっかりなのです。結果、3年半使って来たスマホを診断した結果、つまるところ老醜無残状態であったことがわかり、ハーフサイズのタブレットタイプに切り替えました。

 さて、この新機種とどこまで折り合えて使っていけるか、今現在も、短い着信音があり「何かいな」と気がそらされます。この機種になれるため、また不要な、それでいて必要な操作方法を教えてもらうため、少なからず時間を作ってショップへと出向かねばならないようです。
 身体の錆び付きは仕方ありません。唯それらのことに合わせるかの如く、身辺の色々もガタが来ているようでございます。

 そんな私にもっと働けと言われているような話が飛び込んできました。市内に新しくオープンする予定の量販店からの、綺麗にいうならお誘いのお話です。 
 限界でございます。
 誠に、正直に書くなら、少しは遊びの時間が無くて何で己が桜かな、の心境です。消え入りたき昨今でございます。

2015年1月29日木曜日

身辺雑記風に、

 忙しさを理由にして、随分と書き込みも滞ってしまいました。
 正直、年末年始の多忙さからは少しだけ解放されましたが、それでも結果として一日、全くの休日なんて無理な世界状態が続いています。早朝から、午後には必ず入ってくるFAXの対処というか準備で夕方4時頃からバタバタしてます。

 自分で選んだ道です。泣き言は言いますまい。ただ、このコーナーを楽しみにしている方がたくさんおられます。ありがたいことですが、その期待に応えられない現状に何とも忸怩たる思いをしている、ということです。何しろ、こんな和菓子屋のオッチャンのこのブログもつい最近、閲覧者が5万人を突破いたしました。
 重ねて閲覧下さっておられる方に感謝申し上げます。
 ブログの中に和菓子の原材料や、それらの所以を書いたりしてますが、「見たのですが…」とか「お餅の型の詳しい大きさを…」とかの問い合わせも結構増えています。そんなに秘密にしておくべき事柄でない限り、殆どのご質問にお答えはしているつもりです。
 
 それにしても問題は、このコーナーへの私の書き込みの滞りなんです。


 そこで前から考えてはいたのですが、どうにもあまりに趣味の世界に入りすぎていたかな、と反省してます。それなりに裏付けが求められる事柄も多く、ショートエッセー程度にまとめるためにはお勉強無しでは無理です。
 そこであまり、かしこまらずに、身辺雑記風に、随想風にすこしづつ無理のない範囲で取りとめのない、いわばジャンルにこだわらない範囲でのことを書き連ねるこことしました。(今までもそんな趣はありましたけど…)


 暖かい冬だなと思ってましたら、急に寒風が吹きつける日々になりました。雪の予報も出ています。昨年は二度も大雪に悩まされました。それが普通なんでしょうが。

2015年1月8日木曜日

タイ古式マッサージ

 本年最初の書き込みでございます。
 日本海側は大荒れというか、かなりの積雪の中、そのご苦労が偲ばれます。関東では冷たい強風の日もございましたが、まずは穏やかなお正月を迎えることが出来ました。
 今年も皆様のご健勝を、心よりご祈念申し上げます。
 

 ただし当方、年末恒例の餅つきがございました。お陰さまで今年も15%ほど、ご注文が増えておりまして、この肉体労働は些かキツイものがございました。
 そして休む間もなくお年賀の商品作りです。元日は夜8時まで仕事しておりました。昨年当初までは1月2日から4日までは営業時間を短縮していたのですが、大手量販店様は無休でお稼ぎでございます。結果、体のあちこちに軋みを感じてしまいました。
 昨日午後、何とか時間を作り「タイ古式マッサージ」の施術を約二時間に亘ってかかって参りました。三十代から肩凝り症状があり、随分と指圧のお世話になっては来ていたのですが、いまひとつ物足りなさが残っておりました。
 そこで数年前に「タイ古式」を教えられたわけです。

 何しろ、2500年の歴史を持つ「タイ古式マッサージ」でございますが、従来の指圧と異なり、かなり痛いのではと想像しておりました。案の定、始めての施術ではモミ返しがあり、腰に爆弾を抱えた身には翌日の腰痛には泣かされました。しかし、ここであきらめてはということで、事情を話し再挑戦いたしました。その甲斐があったのかどうかわかりませんが、実に懇切なマッサージを受けることができるようになり、時々利用するようになりました。とはいえ指圧とは違います。施術して下さるのはタイ国にて正式な免許を取得なさっている中年のタイのおばさまです。
 指先でのモミモミと違います。時には格闘技状態の施術もございます。指先も使いますが、どちらかというと、腕の肘や足裏から足の膝まで使ってのいわばストレッチ態勢もございます。
 この寒中にうっすらと汗を浮かべて施術してくれますが、まさに約二時間の「ゴキ!グキ!」となります。施術の始まりは足先から始まりますが、背中から首筋辺りまでは気持ちよく多少はうつらうつらさせられます。しかしそれから「ム!・グエ!・ウワッ!・ウーム」の連続となります。
 経験がおありの方に、これ以上の紹介は無意味でしょうが、先ずはお試しをと書いておきます。施術後の爽快感は中々なものがございます。但し、私が体験しているのはこのお店だけでございます。一軒だけの「タイ古式マッサージ」店ですので全てが同じかどうかは分かりません。更に敢えて書くなら、決していわゆる性風俗のお店ではないことを書き加えておきます。お間違いのないように。店内には大きめのタイ国、国王の写真がちゃんと飾ってあります。

 今週末は「成人の日」が控えており、お赤飯のご予約もかなりございます。CATVの「う・ら・ら」出演による効果もあり、お客様も増えております。量販店へのお届けの際、パートさん達から「見たわよー」と随分声もかけられます。大いに照れながらありがたいことだと思っておりますが、それにしても、今年も大いに働きまわる年になりそうなことは確かなようです。老骨を騙し騙ししながら、出来るところまで働きましょう。