2011年3月29日火曜日

「今日無事」

 かのこ庵の店内に入ると正面の大きな額が
目にとまります。
   「おかげさまで
    今 日
     無 事
      ありがとう」 と、
     大書された文字が。

 ホームのトップにも書いてありますので、余分
な事はここでは書きませんが、
 「今、ここにある平安を、
 この歳にして始めて
 いかに大切か、実感しています。」              

               お店の前の桜の花は
                     満開です。   

プランターの水仙も可憐にして
優美に咲いています。
何事も無きがごとく。

おわかりでしょうか?
水仙に隠れるかのようにして
「さしも草」がついに顔を出し
てきました。
もう少し早く現れるかと、
予想していたのですが・・・。
今年の一番目の摘み取りは
四月十日頃になりそうです。

被災者の方々に、春は何時頃来るのでしょうか。

2011年3月27日日曜日

体調が戻りました

 花粉症+風邪+肉体的疲労+精神的疲労(どなたもTVを見ているだけで、感じて
しまうと思います)が漸く峠を越えた感じです。私の主治医は、まだお若いのですが
当方の話を良く聞いて下さり、的確なアドバイスをいつも返して下さる「えぐち内科
クリニック」の江口学Drです。お店を早めに閉店し薬を色々と処方してもらい、早々に
ベッドインしたのが良かったようです。
 「えぐち内科クリニック」さんでは、結構広いスペースに「ルームランナー」等の諸設備を
設置してあり、[medical  fitness]として、Drの指導の下、生活習慣病等の改善が、なされる
ようになっています。中々時間が取れなくてという言い訳で、私自身の諸問題点は中々
改善されませんが、中高年のそれなりの心当たりのある方には、庵主お薦めのDrとは
いささか何ですがよろしっかったら受診してみてください。
   
 塩蔵の桜の葉が間もなく予定数の販売が終了となり、残り少なくなりました。
 かしわ餅の柏の葉が入荷しました。休み明けの3月31日(木)からはついに
花粉飛び交う薫風の中ですが、かしわ餅の季節となります。

2011年3月25日金曜日

平井焼のその後

 気にはしていたのですが、又、流石に一寸の時間がとれずにいましたが、彼岸の中日を過ぎて
やっと、一寸だけ仕事を抜けて「平井焼」にお見舞いを兼ねて行って来ました。

 「ギャラリーでは棚の抹茶用茶器が2個で済んだけど、工房では結構の数の製作中の作品を含め、駄目にしました」との事でした。片付いていて、初見の人には分からないかもしれませんが、
いつもは何枚も板の上にある作品群が減っています。「個展用にとって置いたのがいくつかやられたのがどうも・・・」という状況でした。
 その割りに本人はさばさばしており、少し安心しました。
 栃木市は幸いなことにかなり被害が少ないほうですが、「平井焼」はそうもいかなっかたようです。
 栃木市から2~30キロ北に行くと、ブルーシートに覆われた家屋が沢山あるそうです。
 原発もいつまで心配させてくれるのか、先の見えない日々が続きます。
 

2011年3月22日火曜日

お彼岸の中日も過ぎて

 一年中で一番急がしい、春のお彼岸の中日を、風邪気味ながら
乗り切ることが出来ました。ただし、創業以来最悪の売上げの中で。
それはそれで忙しかったのは事実ですが、いつもは混み合う店の
前の車の通行量は寂しいものがあったのも事実です。
 ご注文品のお届けに、車に乗ると、突如として長い車列、渋滞に
出くわします。勝手知ったる我が街ですので、裏道を渡り歩きますが、
ガソリンを求める人が沢山、アイドリングしながら並んでいる車列を
見ていると、たまたま私の車は、大地震の前日に満タンにしておき
ましたので言えるのかもしれませんが、なんとも複雑な心境にさせ
られます。
 今日から又、(否)計画停電のスタートでして、我が第3グループは
3時20分から停電になります。間もなくですので、今日はここまでにし
ます。東京電力様、がんばって下さい。このままでは、震災の直接の
影響は軽微なモノであったとしても、商売が成り立ちません。
 

2011年3月18日金曜日

月光とつぼみ

 昨夕は、停電のため早めに店をしまいました。
 黄昏の公園には、桜の蕾が花芽を沢山つけています。
 その先にお月様が青白く輝いていましたのでパチリ。

 早帰りしても、我が家も停電中にて
食事の用意が何もしてないので、ふらふらと
外へと出た次第です。

 なんといいますか、この時期にとは、不謹慎な気分になりがちですが、床屋に行くことにしました。私が行きつけの理容店は「ヘアーサロン
えとり」というお店です。
 ここのオーナーはまだかなり若いのですが、
顧客のデータをパソコンに全て管理しており
何よりも、作業がスムーズなのが気に入ってます。庵主お薦めの床屋さん とは変ですかね。

しばらく休むつもりでしたが

 本来なら、お彼岸前ということで忙しい時期なのですが、大地震以来、客足が
落ちています。買占めというか、何か人心を後ろ向きにさせる強い力が働いて
いることを実感しています。
 16日水曜日は仕事というか、開店し営業する予定でしたが、輪番制の停電も
あり、休みにしました。そして外界の様子を見るため、県南部を少しだけ覗いて
きました。途中、足利フラワーパークに立ち寄りました。せめて何か春の訪れを
実感したかったのかも知れません。以下何枚か、その時の写真を紹介します。
 このブログをご覧の方の気休めになれば幸いです。



コモをかぶった芍薬です。夫婦でしょうか、いけない関係でしょうか、何かを
感じさせてくれる芍薬です。


福寿草です。
                            少しづつ、カキコミしていきます。

2011年3月14日月曜日

「酔眼日記」のカキコミを一時停止します。

 余りにも悲惨な被災現場の映像を見ている中で、酔眼庵主の日記とは、
いささか問題があります。
 仙台の友人とは今日の午前中にやっと連絡が取れました。
 こちらにお母様がいらっしゃるのですが、連絡が取れず困っていたとの事。
東北方面からの通信手段が回復していないようでした。そして、毎晩、野宿
状態ながら家族全員無事との事で、伝言を頼まれました。お母様は毎晩、
心配で眠れなかったとおっしゃっておりましたが、漸くほっとなさったようです。

 カキコミたき事がありますが(今も余震でしょうか、震度3以上かと思われる
地震を感じました)落ち着くまで一時停止します。

 被災された誠に沢山の方たちに、心よりお見舞い申し上げます。
 一時も早い復興がなされますよう祈念します。

2011年3月12日土曜日

歴史に残る悲惨な日です

 2011年3月11日(金)
 当初は全くどうでもいいことをカキコミする予定でしたが、
TVを見るのがとても辛いほどの、悲惨な状況の画面が
流れています。
 東北の友人とは未だ消息が取れません。
 私の部屋の本棚の上に置いておいたスピーカーの、
片方が落下し、積み上げていた本や書類が散乱して
いました。昨夜はとても片付ける元気も無く、唯、一ま
とめにしただけでしたが、そんな程度は被害とは言え
ませんね。
 今回の大地震にて、被災された方々に心をこめて

 ご同情申し上げます。

 邪悪なものから、
 お救いください。

 お苦しみの渦中の
 方たちを
 お救いください。

2011年3月10日木曜日

「茶楽会(さらえ)」の第一回目

 狭い店内ですが、おかき等のケースを移動してスペースを作り
ご近所の方を中心にした、お茶とお話と音楽を楽しもうという会の
第一回目を開きました。(がんばっているでしょう)
 この日の茶席の亭主は、煎茶道の篠木先生にお願いし、美味しいお煎茶をいただきながらの楽しいお茶に関する、特にお客様からの千利休に関する有意義お話など、楽しいひと時が過ごせました。一期一会とはこういうことかと、よく分かりました。

写真撮り

 このホームページ作成に関し、全面的に助けていただいている
「RANA」の福田昌弘さん(同姓ですが血縁は何も有りません)と
4月からの商品の写真撮りをしました。ついに柏餅の季節がそこ
まできているのですね。この写真に写っているのは「さしも草」を
使用した柏餅の粒あんバージョンです。
 柏餅については、書きたきことが沢山有ります。四月になるまで
お待ち下さい。

ホテルサンルート栃木での一夜

 納入業者の協力会の役員をしています。
 7日の夜はその集まり(食事会)があり、大勢の参加者の中で
私は写っていませんが進行役を勤めました。
 これって結構疲れるものでして、何回やっても次の日の朝の、
仕事が辛く感じます。つぶやき社長ではなく、私得意のボヤキです。 
その帰り道に未だ蕾の見えない桜の木をパチり。

2011年3月6日日曜日

春よ恋。いや早く来い。

 一進一退の春への日々ですが、我が家は巴波川沿いにあります。
せめて気分だけでも、春を味わっていただきたく、我が家の反対側岸辺の
桜の咲き初めと菜の花をご紹介します。
 写真は勿論、去年の四月に撮影したものですが、いいところでしょう?


お届けのついでに

  大平町横堀に「やすらぎ」さんという和食の美味しいお店があります。
宴会場もあり、お客様のご法事のご注文、お届けで午前中でかけました。
まだ若いマスターですが、料理の評判が高く、よくお客様が入っています。
   「酔眼日記」をカキコミするようになってから、デジカメはいつも持ち歩く
ようにしています。そんな訳で、道中?の途中で見つけた紅梅、白梅が
満開でしたのでパチリ。

2011年3月5日土曜日

「平井焼」の魅力

 かのこ庵のホームページの作成にあたり、商品の写真撮りを一つ一つ
行いました。その際、実に商品を引き立ててくれたのが、「平井焼の陶器」
でした。造り手は田部井茂という力強くもあり、又、その温厚な性格と温か

みと肉感を持った器の数々でした。
 ホームページ上で商品を飾ってくれている陶器の殆どが「平井焼」です。
 大平山麓の趣の有る、小高い林の中に工房があります。

 一週間を費やす穴登り釜、他二基の小釜にて白釉、緑釉、鉄釉そして
焼締を焼いています。原土や釉の材料は、採取したものから調合するそう
にて、シンプルにして内面から溢れ出る命の逞しさを感じさせてくれます。
 自由に見学できますし、ギャラリーも併設されています。陶器のお好きな
方には、栃木のお薦めポイントとしてご紹介しておきます。

2011年3月4日金曜日

三月三日、桃の節句

  おかげさまで、無事に、昨年の売り上げを更新して、しかも、草餅、桜餅共に
夕方5時前に売り切れてしまい、5時で閉店させてもらいました。5時以降に来店
されたお客様、申し訳ございませんでした。通常は6時30分が閉店の時間なの
ですが、失礼致しました。

  ところで、結果としては金額、個数、来店くださった客数の全てが大幅では、
決してありませんが、昨年対比を上回った訳ですが、残念ながら「初節句」の 
お祝い返し、つまり「内祝」の受注件数は大幅に減りました。「個」の時代なん
でしょうか。2世代、3世代同居などという家庭が本当に減っているんだと実感
しています。お雛様なども飾ることなく、というか、場所が無いしとか、片付ける
のが大変でとか、ということかもしれません。
  どんどん世の中が変わっていきますが、でも、この季節、時期には知らない
うちに季節の商品が食べたくなるのでしょうね。手抜きする事無く、まだまだ、
美味しい和菓子を作り続けます。いささか、歳を感じてはいますが。

 我が母校、県立栃木高校、講堂前の桃の花が五部咲きでした。