それでもまだ、西日本の現状を考慮したら、何にも言える立場ではなくなりますが…。
ただし、かのこ庵の午後は毎日休業状態となっています。
つまりお客様がお見えにならないのです。その一方で作業場のエアコンが流石に庵主同様、老け込んできまして一向に冷えないのです。この暑さがあと2か月は続くであろうと思ったら、寒気がしてきました。それでなくてもこの時期、売り上げもないのに業務用エアコンの新設、とは冷や汗ものです。家庭用の10万円未満のエアコンとは参らないのです。
昨日の「天声人語」にて「枕草子」が取り上げられておりました。
駐車場の草むしりをしていると必ずや「蚊」に刺されたものですが、今年は無傷とは言えませんが、昨年ほどには、蚊に悩まされる事が少ないのは事実です。敵も気温が35度を過ぎると動きが鈍くなるようでして。
そこで「枕草子 第百十三段」に
《 冬は、いみじう寒き 夏は、世に知らず暑き 》
と、清少納言お姉さまは書き残してます。つまり、冬はうんと寒いのがいい。夏はたまらなく暑いのがいい。と・・・。京都の夏と冬の暑さ、寒さは格別なものが今でもあるようですが、お姉さま、いささか自棄になってたのかと思わせる文章です。
ともかく、じたばたしてもどうにもならない暑さですが、問題は、結果としての倦怠感です。もう少しいろいろ書き込む予定が、怠惰に流されております。
現代詩といっても昭和初期の詩人ですが「立原道造」に興味を抱いております。(又もや新しい趣味が増えましたのかいな、と言われそうですね)若くして亡くなった彼の情熱あふれる詩を次回は取り上げます。