2016年2月18日木曜日

伊香保の湯、そして水沢観音。

 するりと抜け出しまして、誘われるままに「伊香保温泉、ホテル天坊」から「水沢観世音」様、プラス「水沢うどん」を賞味してきました。
 始めは断ったのです。何よりも家でのんびりしていたかったのが最大ですが、遊びに行くということは結構疲れるものでもございます。ましてや呑み助にて遊び好きの私でございます。出かけてしまえばそれなりに騒いでしまう自分というものを承知しておりますので。
 
 以前から気の合う業者会のメンバーから誘われておりまして、日程、時間は全て私の都合に合わせるから、と。更に、運転手はいるからと。まして後部座席で、チビチビ呑んでいていいよとは、行かざるを得ません。
 


かくして翌日午前中までほろ酔い状態のプチ旅となりました。
 ホテルの窓外には遥か正面に赤城山、右手奥に榛名山、という絶景でのお部屋でした。翌日はのんびり起き出しまして「坂東十六番札所『水沢観世音』」様を参詣し昔日の煩悩を清めさせていただきました。
 昼食は当然「水沢うどん」でございました。が、こちらのご主人と、かの「岡本太郎」様が昵懇だったようでございまして、かなりの作品群が展示されておりました。ただそのご主人とは既に代替わりなさったのかどうか存じませんが、額装された作品群の内、いくつかの作品が少し枠からずり落ちています。
 私はこういうことが気になる性質でして、うどんのお味はともかく店主の感性に疑問が浮かんでしまうのです。困った性格ですね。

 







 ま、細かいことはともかく、3時には帰社し仕事を一人でごそごそ始めてました。歳のせいもあるかもしれませんが、今一つ仕事に集中できかねている己を持て余しながら。
 委細は写真にてご容赦の程。

2016年2月4日木曜日

「片岡鶴太郎展 還暦紅」 しもだて美術館 

 新聞紙上にて知りました。
 茨城県筑西市のしもだて美術館にて「片岡鶴太郎」さんが還暦
を迎えることを記念としての作品展を開催することを。

 「画業20周年 片岡鶴太郎展 還暦紅(かんれきくれない)」として新作や、未発表を含め120点余の展観でございます。個性的な名優としても高名な彼が、画業に目覚め20年だそうです。
 かなりの方が来場なさっておりまして、その人柄も含め、人気の程が十分に理解できます。そして何よりもまずその作品群の素晴らしさは圧倒されます。

 繊細にして豪胆、華麗にして静謐、温和にして豪華な作品群でした。最新作「金魚〈二曲屏風〉」では彼の幻想的な芸術への壁を一つ乗り越えた熱情を感じます。
 何はともあれ、私の下手な解説よりも是非ご観覧ください、と、お薦め申しあげます。ただし「金魚」と「椿」の作品群、源氏物語から「光と藤壺」をモチーフとして描き上げた作品が、とても気に入りました事付け加えておきます。3月13日(日)まで開催してます。

 いささかご無沙汰でございました。書き込みしたき事が幾つかあるのですが、相変わらずの貧乏暇なし状態が続いております。
 先週は勝ち栗まんじゅう240個を含め、このところ大口のご注文が続いてしまいました。
 
 

 しもだて美術館までなら1時間と掛らずに行けるだろうと、思い切って出かけました。帰途、暫くぶりに自治医大近くにある私の隠れ家的な存在の「ルポザンド」にて遅めのランチを楽しみました。その味もマスターの笑顔も変わりはないのですが、若干システムが変わっておりました。2年前にお客様への料理出しをなさっていた奥様が、52歳で他界なさったそうでして、味のグレードを落とさないために、というか料理作りに専念したいがために、一部セルフサービスのシステムとなっておりました。納得するとともにお若くしてお亡くなりになった奥様を偲んでの食事となりました。それにしても暫くぶりのフレンチでございました。庵主お薦めのお店ですが、ご予約を入れてあげてください。