2013年9月13日金曜日

「秋を彩る・上生菓子」が出来ました。

 お待たせいたしました。流石に太陽様の登場している時間が、短くなっております。夕方6時を過ぎると、薄暗さを感じます。
 当然、朝晩の涼しさは、あの思い出したくも無き酷暑の頃とは、明らかに違います。窓を開け放したまま寝込んでしまうと、先ず喉をやられます。この夏で体力が落ちていて当然でございます。何よりも皆様の日日平安無事なることをお祈り申し上げます。

 さて、季の上生菓子が出来上がりました。秋を彩る、秋を愛でる、その秋を食する、五品が出来ました。いかがですか。
ちょっと食べてしまうのがもったいない(なんて私がいってたのでは自惚れが強すぎます)出来栄えです。全て練り切りで仕上げました。

富山県のおかきのメーカーから届きました。
 晩秋には少し構成を変える予定ですが、しばらくは、錦秋の秋をお楽しみ下さい。
 仕入れ商品も品数が増えて困っておりますが、お客様の「見ているだけでも楽しいわ」の一声で、遠くは四国、大阪、富山から、特に四国からは可愛い、そして、お口の中で溶けるかの如く優しい甘さの和三盆製の干菓子がたくさん入荷致しました。


大阪育ちです。
ちょっとハレーションの写真ですが、暑さを思い出しますか。
ご希望の方や、和三盆の美味しさを知らない方のために、ご試食用の和三盆をご用意いたしました。通常は、ぬれ甘納豆の「うぐいす豆」をご試食用として、一定金額以上お買い上げの方に差し上げております。でも今月中は「和三盆の試食用を」とおっしゃっていただいたお客様にのみ、ご用意いたしました。何しろ一つ一つは小さいのですが、お安い物ではありません。お砂糖と申してもピンからキリでございまして、和三盆は四国でしか製造されない、お砂糖の最高級品でございます。
  京都で見かけますね、と、お客様から言われますが、全て四国で生産されたものを、自社ブランドに変えたりして販売しているわけです。何しろ、和三盆は京都では生産されておりません。





 先日、「邦楽演奏会とお茶会」のご紹介といささかのPRを願いまして、鈴木現栃木市長を、会場となります「おおひら歴史民族資料館」の館長とともに激務の合間の十数分、お会いしてまいりました。市議会開会中でもあり、来年の市長選への立候補を正式に表明したばかりです。誠に実に忙しそうでしたが、それだけに「こんなお時間も必要では・・・」と話してきました。市の広報の方がポスターを囲んでの写真を撮ってくださったのですが、私の写りがイマイチでした。自分の年齢を思い知らされるようでして、折角でしたが割愛します(すごい自己中です)。

          
 
  
  
 しかし、確実に秋の気配が空を見上げるだけで感じます。晩夏と初秋の中間に存在している私たち日本人。世界中が気候の変動をそれなりに実感させられていますが。それでも私たちは、地球という絶妙なる太陽からの距離にて、又、その緯度の関係で、四季という季節を味わうことができます。同じ緯度でも「季節の移ろいって何の事」という、分からない方が世界中にたくさんおります。それが、季節ごとに趣向の変わったお菓子をお召し上がりいただける。このことがどれほど幸せなことか、日常つい忘れてしまいがちですが「日本に四季があることを感謝」でございます。
 これで「福島の汚染水は確実に収束しております」と、日本ではないところで大見栄を切った方がおりますが、信じられないところが、寂しい秋の夕暮れでございます。



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