2016年2月4日木曜日

「片岡鶴太郎展 還暦紅」 しもだて美術館 

 新聞紙上にて知りました。
 茨城県筑西市のしもだて美術館にて「片岡鶴太郎」さんが還暦
を迎えることを記念としての作品展を開催することを。

 「画業20周年 片岡鶴太郎展 還暦紅(かんれきくれない)」として新作や、未発表を含め120点余の展観でございます。個性的な名優としても高名な彼が、画業に目覚め20年だそうです。
 かなりの方が来場なさっておりまして、その人柄も含め、人気の程が十分に理解できます。そして何よりもまずその作品群の素晴らしさは圧倒されます。

 繊細にして豪胆、華麗にして静謐、温和にして豪華な作品群でした。最新作「金魚〈二曲屏風〉」では彼の幻想的な芸術への壁を一つ乗り越えた熱情を感じます。
 何はともあれ、私の下手な解説よりも是非ご観覧ください、と、お薦め申しあげます。ただし「金魚」と「椿」の作品群、源氏物語から「光と藤壺」をモチーフとして描き上げた作品が、とても気に入りました事付け加えておきます。3月13日(日)まで開催してます。

 いささかご無沙汰でございました。書き込みしたき事が幾つかあるのですが、相変わらずの貧乏暇なし状態が続いております。
 先週は勝ち栗まんじゅう240個を含め、このところ大口のご注文が続いてしまいました。
 
 

 しもだて美術館までなら1時間と掛らずに行けるだろうと、思い切って出かけました。帰途、暫くぶりに自治医大近くにある私の隠れ家的な存在の「ルポザンド」にて遅めのランチを楽しみました。その味もマスターの笑顔も変わりはないのですが、若干システムが変わっておりました。2年前にお客様への料理出しをなさっていた奥様が、52歳で他界なさったそうでして、味のグレードを落とさないために、というか料理作りに専念したいがために、一部セルフサービスのシステムとなっておりました。納得するとともにお若くしてお亡くなりになった奥様を偲んでの食事となりました。それにしても暫くぶりのフレンチでございました。庵主お薦めのお店ですが、ご予約を入れてあげてください。




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