2015年12月4日金曜日

とち介商品券

 栃木市のマスコットキャラクターとして「とち介」がございます。
 全国のユルキャラがその粋を競って全国大会が11月に浜松にて開かれました。結果は総合6位となりました。とち介グッズを少々取り扱うものとして真に慶賀の至りでございます。


 ただしそれはそれとして、どうにも納得がいかないことがあるのです。
 地域振興という、又、地方創生という言葉は理解できるのですが、これで本当に地方の中小零細業者が賑わうのかいな、と。
 1万円で購入した商品券で12,000円の買い物が出来ます。これは使う方には魅力ある商品券であることに何ら疑う余地は無いのですが・・・。1万円分10枚綴りに2千円分がついており、半分は大型店、半分は中小零細店用になっています。
 ご法事でのお客様が、2万数千円のお買い物をしていただきました。20数枚を「とち介の商品券」で残りを現金で、となるわけです。これはお客様は2割引相当でのお買い物となり結構なことです。
 問題は、ここからです。かのこ庵がいただいた商品券は銀行さんに預けて数日後に指定口座に入金されます。ただし、これは銀行さんの取り扱い手数料となるのでしょうか、1%の手数料が差し引かれての入金となります。
 市内のあちこちに「とち介商品券取扱店」の、のぼり旗が立っています。
 これは無料での配布ではありません。もちろん自作で実費となるとそうは行きませんが、口座振替依頼書や、会員証明書等の発行手数料も決して半端な金額ではないでしょうが、ともかく商工会議所の会員ということでしたら1千円を申込み時に払えば幟旗をいただける訳です。

 国会では目の前に迫った消費税の2%アップをめぐって、自公の2党が論争を繰り広げています。
 この2%でさえ論争になる中、私達中小零細業者は、少しは売り上げ増があったのかどうか、業種や業態の違いよって一概には断じきれませんが、この商品券で1%の負担が生じているわけです。 

 君は細かすぎるよ、といわれるかも知れませんが、本来の目的である地域振興、というか中小零細店にも恩恵を、ということであるならば、ちょっと考えされられるのです。
 たかが1%、ですか?

 どうも加盟店になった方でこのことを問題にしている方があまりにも少ないように感じ書きました。
 千円の会費も、1%の負担も本来は私どもが背負うべき施策ではないのではないかと。
 つまり、国策としてのことであるならば、消費者だけでなく私たちにも恩恵のある施策であるべきと思うのです。つまり1%の負担は国か、県か市がすべきことではないかと。
 たかが1%ですが今までの換金額からですと結構な金額になっているのです。
 やはり小難しい、小うるさいおっちゃんですか。

 眠くなりました。ここまでにて、又。

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