2013年6月22日土曜日

「有妻恋」和哉

 なかなか昔に戻れぬ、訳ありの寂しい別れを体験しております。
 元に戻すのは簡単なことですが、私にも男としての矜持がございます。そんなことをまた一つ乗り越えて、またしても何かを捕まえられる、と今は思っていますが。

 なんやおっちゃん、ついに焼きが回ってきたのかいな。と言われそうな出だしです。なんとか清少納言をもう少し書き込み、藤原実方に移行したいのですが、五月後半から、私のバイオリズムが、見事なほどに落ち込んでいます。今しばらくのご猶予を。

 「有夫恋」時実新子様、それなら「有妻恋」もあっていいかなと。

 半分、パロデー気分でお読み流しください。
 時実様の川柳をベースにしてますが。

・スペルマの夢しろがねに不貞なす
・嘘と知るその敏感に鈍感に
・理解する限度男はヒゲをそる

 やはりアホなおっちゃんですね。
 改めて時実様の作品をご紹介します。

・泣くほどの軽い別れは昔あり
・別れ話の割り箸につく口紅
・何を流そうかと橋の上にいる

 どうも凄みとエロスにおいても、
物語性にしても負けてますね。

 ほんの出来心やったら何なのでしょうが、何年ともなると何とも何なのです。

 話題を変えます。
 あべの何とかで、この国の経済情勢は乱高下しておりますが、地方の田舎都市の和菓子屋にはさっぱり何のご利益もございません。それよりも、お菓子を包む袋代や、パックなどの包装資材や、一部の原材料、知らぬ間に電気代、みな少しづつ値上がりしております。和菓子一個に換算すればトータルで数円というとこですか。しかしこれでは値上げできません。計理士から言われました。利益率が下がっていますね、と。これで消費税が上がりますが、どうなるのでしょうか。
 この梅雨空のような、湿った話ばかりですみません。
 少しは明るい話題を考えます。
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿