2013年11月1日金曜日

「邦楽演奏会とお茶会」チケット完売です。

「とちぎ朝日」11月1日号より
 誠にありがとうございました。お陰さまで、「邦楽演奏会とお茶会」のチケットは終売となりました。実は先月20日頃には定数に達しておりました。新聞社の取材、記事掲載が遅れましたので、資料館の館長と相談し、一回の最大人員を20名ほど増やすことにしました。ステージに一番近い、和室の畳の上に座布団を用意し客席数を増やしました。
 それでも、本日完売でございます。重ねて御礼申し上げるとともに、ご納得のいただける一日となりますよう、あい務めさせていただくつもりです。
下野新聞10月31日号より
 そのための表示板や、案内板作り、茶席菓子の準備に忙殺されておりますが、概ね出来上がりました。ただ、茶席菓子がいまひとつ納得がいかず、今になっても試作が終了しておりません。
 その日のためだけの創作菓子です。イメージ通りに仕上がらず布団に入っても思案しています。困ったオッチャンです。
 ともかく、大きなホールを使用しての演奏会ではなく、目の前で生でお聞きしようという、さらにその邦楽というシチュエーションにぴったりの趣ある会場での演奏会でございます。
 誠に心苦しいのですが、本日だけでもかなりのお問い合わせをいただいております。しかし、お断りのために受話器に向かって、頭を垂れております。
 ご来場いただく皆様のための案内板も全て手作りで仕上げました。
 よかった、という結果報告をご期待ください。


 
 先週の(土~日)は、栃木市の文化会館展示室等を利用した栃木市茶華道協会様の「第三十五回 いけばな展・茶会」が開かれました。呈茶席用には、かのこ庵の「紅葉の焼印をつけた薯預まんじゅう」が供されました。土曜日は台風の影響で準備数を減らしたのですが、日曜日は好天に恵まれました。お陰さまで、お作りしては届けるということを4回も行いまして、結果、昨年の数量を上回っての茶会となりました。
 このブログ上だから書きますが、かのこ庵の薯預まんじゅうは他の商品も含めてすべて手作業です。ただし、この薯預まんじゅうはそんな商品の中でも体力が要求されます。生地を捏ね上げるのがひと仕事なのです。100~200個でしたらともかく、毎年、半端ではない数を納入させていただいております。

大変な混み具合でした。
 さて、私の体力がどこまで保
つか、心配が徐々に大きくなってきております。それでも「かのこ庵の薯預まんじゅうは他とは違うし、どちら様にお出ししてもお褒めいただくのですから・・・」とおっしゃられては・・・。です。 



 話は変わります。又しても、という感のする「食品の偽装問題」ですが、情けないですね、の一言です。
今回の華展では
小品ですが感性がわかります。
 少し会社の規模が大きくなると、現場の事にトップが常に関与したり、口出ししたり、ましてや手を出したりはしないでしょう。料理の味付けや材料吟味は、調理場なり作業場なりの責任者が仕入れも含めて担当しているはずです。その担当者が素人であるはずもなく、特に今回判明したレストラン等は結構その道ではかなりの年数を経た、プロのシエフさんが取り仕切っているはずです。「丸い柏餅」ではないですが、どうにも職人としての矜持なんてものは死語になりつつあるのでしょうか。
 大きいことはよいことばかりではない。経営者は目が届かない。職人は矜持がない。「騙すつもりはなかった」とは全て言い訳でしかありません。素人が調理長ではないはずです。
 しかし真面目にやっているから、私はいつまでも貧乏なんですかねー。

0 件のコメント:

コメントを投稿