2013年12月22日日曜日

「草餅、さくら餅」販売開始です。

 お待たせしました。
 庵主自慢の「招福・金箔草餅」と「春香・さくら餅」、「道明寺製・さくら餅」の販売が始まりました。
 今月に入ってから、お客様からまだですか、と結構お問い合わせがございました。不思議ですね。寒さが厳しくなると同時にお召し上がりになりたくなるようでございます。
 「日本の伝統ある食文化」の一翼を担っていると思いますが、この商品作りが始まりますと、和菓子屋は繁忙期となります。
 その一方で残念ですが、今年もよく売れました「新栗たっぷり栗蒸し羊かん」が終売です。何しろ小さな店です。ショーケースの上も限りがございまして、ただ何でも構わず陳列すればよいとはまいりません。

 しかし、大手量販店さんへの納品も商品が選定され、一月からスタートとのことです。他人事のようですが、どうもどれほど売れるのか見当もつかず、結果、現状では何とも想像が出来ませんのでこのように表現させてください。
 バーコードというのはご存知だと思いますが、個々の商品に添付しなければなりません。幸いシールの発行機はございましたのですが、手間取っています。かのこ庵のお店だけで販売しているだけでしたら、表示シールも「生菓子は原則として不要」なのですが、これらも含め、シール機との格闘が続いております。

 お正月用お餅の注文も毎日入ってきてます。
  ともかく、体力勝負の月でございます。特に本日は木枯らしと言いますか、冷たい風が吹き荒れています。皆様も体調維持にくれぐれもご配慮ください。
 山口瞳先生から頂いた色紙の中に「冬の夜 風が吹く」というのがございます。暖かいうちは気にはなりませんが、凍てつく寒さの中の強い夜風は、いささかの恐怖感を運んでくるような気がします。


 年賀状も斯様な次第で、自宅に帰ってからの作業となり、予定の3分の1も終わりましたか。住所録を見るたびに溜息が、何てことではいけませんね。当初は、全て手書きでと思っておりまして、インクジェット用ではない年賀は葉書を必要数買い求めたのですが、断念しました。こればっかりは、来年時間が取れたら書きましょう、という代物ではないですからねー。
 本当は喪中ハガキをいただいた方に「寒中お見舞い」と思い、無地の葉書も用意したのですが、ごめんなさい。どうもそこまで時間が取れない、というかもうすでに遅すぎますね。
 この場を借りまして、改めてお悔やみ申し上げつつ、寒中お見舞いもさせていただきます。
 何度か、喪中ハガキを出したこともありましたが、年に一度だけ、消息を伝え合う方達もおります。そんな方とのつながりが切れるのは寂しいものです。

 
 自室のシクラメン、夏の間は葉っぱの一枚もなかったのですが、ご覧の通りです。愛着以上のものを感じます。さらに「君は偉い」と褒めたくなります。

 さて、今年の書き込みはもう一つだけ後日、書き上げて終了の予定です。「春華・花びら餅」について、多少の薀蓄を添えて書き上げます。読んでやって下さい。

 

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