2011年11月10日木曜日

「梅一輪 二輪三輪 千万輪」

いくら冬至を過ぎたとはいえ、梅の話は早すぎますね。相変わらず、かのこ庵の駐車場の話です。
ただし、本日のタイトルに相応しい話となります(でしょうか)。
タイトルの作者が誰か判らず困っているのですが、随分昔から頭の中に残って来ていた作品です。
梅の花の咲く頃を一寸想像してみて下さい。
どちらの梅林でも結構です。
「あ・・梅が一輪咲いたわ、次の日、二輪三輪見っけ、うわ今朝は千万輪、いっぺんに
満開になってしまったわ」という俳句です。
梅の花は咲き始めたら、あっという間に一斉に花開きます。
さて、わが駐車場の山茶花です。
梅花の如くは参らぬでしょうが、これからが楽しみ半分、散り始めると、これが又、一斉に散り落ちまして、店の前をこれから吹き出すであろう北風に
舞って余り見場がよろしくないというか、掃除が大変になります。
同じく、右の写真は自宅前の栃の木ですが、すでに散り始めました。今朝、仕事前に撮った写真ですが、向こう側ではない、こちら側にもあります。公園内は、落葉樹ばかりですのでいずれの日か、落ち葉拾いのために、休日がつぶれます。
楽しませていただいた代償となります。
ところで、栃の木の名称は西欧に行きますと「マロニエ」と呼ばれます。どうも、こちらのほうが体裁が
よろしいような気がします。
しかし、朝晩はいつの間にか寒くなってきました。
このブログをご覧の方だけには、お風邪など召されませぬようにとご祈念申し上げておきます。

「和顔施」の表示に関しての公的機関との折衝は今日も続いております。
しかし、先様はあくまで善意でご指導下さっておられるのでしょうが、ですから、本来は厚く御礼申し上げるべきなのでしょうが、「グラニュウ糖」では駄目で、「グラニュー糖」と表記して下さい、と、言われましても、何処が間違いか判りますか。
御礼申し上げる前に、頭が痛くなります。
カロリーや糖質の数値を分析していただくことになっております栃木県の、その方の公的機関からは、連絡と申し込みを行ってから丁度二週間が経ちましたが、漸く本日、分析担当者が誰某となりました。
とのお手紙を頂戴いたしました。
年内には来てくださることと気を長あーくもってお待ちすることとしました。

この「和顔施」の意味にについてお客様からお尋ねが何件かございました。
正直、本来のこの単語の意味を説明するとなると、いささか知識をさも披瀝するようでして、躊躇します。
仏教用語なのですが、「地位や財産が無くても、誰もが何時でも容易にできるお布施の行、『無財の七施』のひとつです」。
と、なりますが、どうも難しいのと、私自身の照れも入ってきます。
何しろ、この歳になっても煩悩まみれの日々を過ごしておりますので。(合掌)

こんなご時勢ですから、せめて和やかな顔でということと、恥ずかしながら私の名前の中から一文字、入れさせていただきました。と、だけご説明いたしております。
でも、一昨日のお客様はこの言葉をご存知のようでして、「実は今朝、いやなことがあってむしゃくしゃしていたの。でもこの文字を見てさっと気持ちを切り替えられたわ。
ムスーッとした顔のままでは事態は変わらないというか、相手だってそれを感じて、
いやな思いを引きずるだけですものねー」。
このような時に、このような仕事を続けてきてよかったなーと、しみじみ感じさせられます。感謝、感謝でございます。
このブログの場をお借りして、お褒めのお言葉をくださいました皆様に、そして、特に花林の牧様に厚く御礼申し上げます。

0 件のコメント:

コメントを投稿