2011年11月12日土曜日

ホンダのASIMOを考える

「物造り空間工房」がいよいよ一週間後に開かれます。
平井焼をメインに、煎茶道の先生によるすすり茶に、かのこ庵の和菓子、マニア垂涎の紅茶に洋菓子、フラワーアレンジメントのプロによる実演、一級建築士による空き店舗とは思えない会場造り。
いずれも、全く異業種ながらコラボレーションしてのイベントとなりますが、昨晩、最後の会場構成、役割、必要なもの、足らないもの、役割分担等深夜まで、議論が交わされました。それぞれに思い入れが当然違いますので、集約し、妥協し、一つの事柄を決めるだけでも、意見の一致を見つけるのは実に大変です。四回目になりました打ち合わせですが、全員が現役の仕事師たちです。仕事が終了して、全員が集まるまでさえ時間がかかります。温度差という物が有ります。人によってはさほどの問題ではなくても、人によっては譲れない一線があるわけですね。
残念ながら最高齢という立場上、責任者になっていますが正直疲れます。
過日の打ち合わせは電気の無い、つまり蝋燭の元で打ち合わせを行った夜も
有りました。
それぞれが、手造りのプロの集団です。チケットの販売状況もまずまずにて、
日時によってはお断りする日も出てきました。メデイアからの取材もあり、新聞には二社に記事が掲載されます。
いささかプレッシャーを感じて来ているメンバー達です。
究極のおもてなし、とまでは無理でも、
各自の個性が発揮出来れば良いかなと今は思っています。
乞う、ご期待!(ただしチケットをお持ちの方だけですが)


数日前に、改良されたホンダのASIMO君がマスコミを賑わしていました。


日本の最先端の機械工学の、それでいて技術者の、職人の、技を感じさせるロボットとは思えない動作をこなしていました。日本は凄い、といえます。
しかし(そう来ると予想した人もいるかな)、どうも好きになれません。テレビの画面に登場すると、どこか視線が空をさまよっている自分を発見します。如何に素晴らしい動作をこなしたとしても、あの無表情には慣れることが出来ないのです。仮にでも現実の介護の場面で、あの無表情のASIMO君がお年寄りに接したとして、そのお年寄りたちが簡単に喜んで受け入れられるのでしょうか。そんなこと考えるのは私だけでしょうか。
日本は漫画の世界に限らずいわゆるドールの製作でも極めて優秀なはずです。
例えば熟年にはなりましたが、ファンの沢山いる女優さんに似せてはと、一寸思いましたが駄目ですね。やはり、ロボットはロボットなのです。人が立ち入ることの出来ない領域での利活用が一番でしょう。
 そうです。そこで「和顔施」の登場となります。穏やかにして、和やかな表情は決して自分のためだけではなく、周りの人をも巻き込んで行きます。誰もが出来る、それでいて一つとして全く同じ顔は無いのです。


恥ずかしながら自作の「五百羅漢」の部分写真です。丁度五百のお地蔵様を
何回も数えなおしながら描きました。
店内に飾ってあります。
著名な先生方の作品の邪魔にならないよう隅のコーナー近くにございます。
そうか、あのコーナーは君の懺悔の場所だったのか?とは失礼です。しかし、お蔭様で「和顔施」只今好評を得ておりまして、お客様との格好の会話の題材にもなっています。


 実は髪の毛をかなり伸ばしていました。出来ることならちょん髷を結おうかなとも
思っていたのですが、何人かの人から「似合わないよ」といわれ、家族には反対され
先日、床屋さんに行って来ました。結局は数ヶ月前の頭に逆戻りです。
いささか、頭頂部の髪の薄さが気になるようになりましたものですから、少しでも
こんもりとと願っていたのですが、ヘアーサロンのオーナーからは、まだまだ心配するほどではないですよー、といわれましたので。私が行きつけのヘアーサロンのオーナーは大変な勉強家でして、まだかなり若いのですが色々な機械や器具を設置し、サービスもよく、お客様は皆さん納得顔でお帰りになっています。一度お試しにお立ち寄り下さい。「ヘアーサロン エトリ」と申します。

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