2012年1月6日金曜日

「かくぞとて 幼なに持たす 屠蘇の杯」中村汀女

「かくぞとて 幼なに持たす 屠蘇の杯」中村汀女
 今年はパスさせていただこうかと思ったのですが、毎年の恒例でもあり、又、かのこ庵の大切なお客様でもあり、このブログにも数回カキコミをさせていただいた、そして、御本殿を新築なさり今年の大護摩祈願をどのようになさるか、気になりましたので孫を連れて元日に「満福寺」様にいってまいりました。なかなかな物でしたが、必ず帰りに客殿にて「お汁粉」が振舞われます。その席に必ず本当に舐める(?)程度のお屠蘇がつくのですが、孫にも無理やり頂戴させました。中村汀女様の句はこの日のために取っておいていたような作品です。
 新年を皆様は如何お過ごしなされましたでしょうか?
 
今年はいつもより休みが少なかったという方が多いようですが、その一方で孫は12月23日から1月9日まで冬休みです。明らかに体重が増えているのがわかります。私が搗いたお餅の食べすぎです。
 それよりも、テレビでの初詣を見ていて感じましたのは、晴れ着をお召しの方が誠に少なく、普段着の参拝者が殆どという光景でした。単に昨年の天災をかんがみてという以上に何か漠然とした、見えてこない明日への不安が、心の奥底に国民の多くの方が抱いている、という現れではと感じました。
 元日の午後2時半頃に関東では結構大きな地震がありました。丁度、大護摩供養が終わり御住職の法話が始まろうとする時でした。勿論忘れてはいけない昨年の事柄であり
ますが、しっかりと思い出させてくれるに十分な揺れ方で有ったといえるでしょう。
 
 しかし閉塞感が極まってきている、と、多くの方が感じていらっしゃると思いますが、日本の国政を担っている方は当然私たちが選んでしまった方たちです。しかし、どうしてこうも小粒な方たちばかりだったのでしょう。「みんな」という言葉を政党の名前に使う神経はどうも許せません。私も、君もすべて「みんな」でくくって欲しくないと思うからです。
 大阪のトップになられている方たち、やろうとしている事の全てに反対ではないけれど、やはりどうしてもポピュリズム的なものを感じてしまいます。
 西欧で起こりつつある、国家の崩壊(そんなことある訳無いじゃん、と、普通には誰もが思いますが)は、かなり現実味を帯びてきました。北朝鮮だってどうなるか判りませんがこれが現在進行形の世界でしょう。
 翻って、やっぱり日本の政治家さんには希望が見い出せません。谷垣さん、選挙になったら勝利する可能性は少し大きくなって来ているかもしれませんが、それでは、そうなった時に消費税は上げないのですね。原発は推進するのですね。そこを明確にしていただかないと、過去の反対ばかりだった政党と何処が違うのか、判断できません。
 本日のカキコミはいささか激烈です。
 私達の年代はもうそんなに永くこの世にはおりません。
 しかし、孫のことや、商売における厳しい現状を体感する一地方の小商人でも黙ってはいられない年の初めです。
 まだまだ書き足りないのですが次回にします。
 血圧が上がりっぱなしになりそうですので。
 如何に精がつくとしても、どぜう鍋は苦手です。と、まだ書いています。
「花龍」さんに入荷したばかりの、蝋梅ですが蕾が沢山ついています。
我が家の前の巴波川に住み着いてしまったカモ達です。両岸と、裏側の流れにいる彼らの数は、少なくても50羽はいると思われます。
のどかに見えて、これが早朝の4時頃に鴨同士での喧嘩があったりします。いやはや、泣き声はどうにも誉めようがないのですが、つまり、ギャーギャーと実に騒々しいというのが真実です。
怒ってばかりのカキコミとなりましたので、反省をこめて
写真をもう一枚。

「招福金箔 草餅」・「道明寺製 さくら餅」
販売を開始しました。詳しくは次回です。

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