2012年3月13日火曜日

橋下艦長の操縦ではタイタニックになる。

 県北在住のS氏は高校の同級生でして、メル友でもあります。
 私と比較しては申し訳ないくらい優秀な成績を残した人物ですが、その彼から、昨日メールが届いておりました。震災一周年を迎え現下の政治状況への憤りが記されておりましたが、全く、その通り、と私も表明します。
 3月11日は一日中ベッドの中でしたが、黙祷の時間には鎮魂の祈りを捧げました。TVをつけると鼻の奥がキナ臭くなるばかりでして、正直な所、風邪でダウンしている者には辛くて、その一方で怒りがこみ上げて来る番組ばかりでした。
 このホームページの表紙にも表明いたしましたが、東北の問題は日本の問題であり、全国に広がる地震列島の上で私たちは生きているわけです。決して他人事では無いのです。何時、我が身に、というか身辺で災害に巻き込まれることがあったとしても不思議は無いのです。
 東北の復興なくして日本の再生はありえません。しかし、何たる
進捗状況なのでしょうか。政治家は何を議論しているのか。野田総理の喫煙開始年齢なんか国会で取り上げる話なのですか。
 しかし、今や国民の人気を独り占めしている感のある橋下市長ですが、坂本竜馬気取りとは武田何某と同レベルといえます。維新が必要なことは十分わかりますが「船中八策」とは一言、笑止です。憲法改正もある意味必要な部分も有るでしょうけど、何度も書きます。今は東日本全体が大変な状況なのです。そこに触れること無き政策は考えられません。今直ちに表明すべきは「瓦礫」の処理に対してではないですか。「みんなの党」の渡辺代表は橋下市長と意気が合うようですが、あなたは県北を地盤として居りますよね。確固たる親から引き継いだ組織をお持ちなはずです。ということは、県北の首長の中には子分格の方も居るはずです。「瓦礫の受け入れ」に限らず、今、放射能の問題は福島県だけの問題ではありませんし、少なからず、100人中100人が賛同する事例は金輪際、無理な相談といえます。勿論、説得や妥協をする努力までも放棄してはいけませんが、あなたの口から首長さんや住民に理解を得る努力は進めつつ、瓦礫の処理を表明させる立場ではないですか。
 栃木県知事も、栃木市の市長も条件付きながら前向きな意向を
表明しています。橋下、渡辺両氏からは何のメッセージもありません。だからポピュリズムだと思われても私は仕方ないと思います。
 しかし、何故あなた達が人気が有るかは分かる気もします。
 つまり、日本の政治家に、少なくとも国会議員に気骨のある人物が、そう、代わりがいないからです。その点を忘れていますよ、ご両人。
 自分の事務所で数億単位のお金が如何に合法的に処理されたとしても、如何に増税は公約違反だとしても、それで済まない立場というか、前進させなければならない事もあるわけです。
 結局、定数削減も何も決まらず、布団の中で懊悩している己を知るこの数日間でした。
 
 嗚呼、又、熱がぶり返しそうですので、もうここまでにします。


 藤原実方に関し新しいニュースがあります。
 次回、カキコミします。
 

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