2013年4月20日土曜日

「近代竹工芸の誕生」とちぎ蔵の街美術館

 昨日、仕事中でしたが抜け出しまして「とちぎ蔵の街美術館」の特別展『近代竹工芸の誕生』を拝見してきました。
 
 絵画には相当興味があったのですが、民芸品の世界はあまり首を差し入れないように生きてきました。関心がないわけではないのですが、私の趣味が多すぎます。

「とちぎ蔵の街美術館」正面口です。
 とはいえ、かなりのワケありでして、拝見してきたという次第です。いやあ、実に素晴らしい作品群でした。竹という素材をここまで芸術品として昇華できるのだ、と圧倒されました。
 上記ポスターにありますように、開催期間が結構長めになっています。是非にとお薦めいたします。
 
 ワケありとは、美術館様からのご依頼で会期中の5月18日と19日(日)の二日間、美術館入口の前で「かのこ庵の『青竹筒入り水ようかん』」の出張販売の打診があったのです。ゴールデンウイークといいますか、五月の節句も過ぎたあとですので、当方にとってもありがたいお話でございます。
 
かのこ庵の「青竹筒入り水ようかん」です。竹、串、笹の葉全て天然素材を使用しています。
 昨年の異業種によるコラボ「物造り空間工房」で、会場内の飾りつけが、竹を中心としたオブジェでして好評でした。その時に「青竹筒入水ようかん」の話も出てまして、学芸員さんが覚えており、気に入っていた、というのが真相のようです。
 そこで、詳細を決めるべく、打ち合わせもしてきたわけです。
 この二日間は、毎年恒例となりました「蔵の街『とちぎ映画祭』」も開催されます。市内十五ヶ所のそれぞれに趣のある会場にて一日見放題五百円、というイベントでございます。様々な、伝統ある、あるいは由緒ある建物をお借りしてのそのシチュエーションにふさわしい作品が上映される内容です。
 毎年かなりの方が栃木市に来てくださいます。季節もよし、ぜひお時間をおつくりください。


 それにしても、美術館入口前で「青竹筒入り水ようかん」を販売することになるとは、考えてもいませんでした。期待できそうです。いや、皆様を期待してお待ち申し上げます。
 いつもは五月に入ってから青竹の注文をするのですが、すでに準備に入るよう手配もいたしました。
 この時期は、タケノコの出荷とも重なりますので先様も大変らしいのです。
 何はともかく、屋外で今年最初の初売り「水ようかん」をご賞味ください。初物とは縁起も良いのです。


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