2011年8月22日月曜日

己の影法師が飲み仲間やねん

 開高先生、晩年の、という表現は間違いかもしれません.
   何しろ59歳でお亡くなりになっていますので。「50過ぎて、外で飲むことが少なくなりましてな」、と、吉行淳之介先生との対談の中でおっしゃっています。「ただし外国へ出た時は別やがな。」とも、申しています。その中で、「影法師と呑んどると呑みすぎちゃうの」。おそらく、今日の白紙の原稿用紙を前に悶々欝欝の時間を、そして、明日のこと、これからの事を考えると酒量が増えてしまいますねん、ということかと推察します。
 山口瞳先生は、「深夜に眼が覚めて、トイレに行き、そしてベッドに直行、そのまま直ぐに熟睡できる人は幸せな人です」と何かに書き残しています。
 どうも自分もその手の気配がありそうです。
 何しろ、色々と考えなきゃならぬ事が次から次へと現れてきます。
 夜中に目覚めるといけません。
 紫の夜明けを感じる頃に、少しまどろむ日々となります。
 50歳以前の飲み歩いていたあいつは何処に行ったんだ、と自問しつつ、サントリーのウイスキーのキャップを開けています。

 昨日、大阪の菓子問屋のセールスが来よりまして「どないや、よその菓子屋はんは」(何故か、彼との会話は関西弁にいつもなりよります)と聞いてみましたら、先月と同じ答えで「あきまへんなー」と。「あと何ヶ月我慢すれば少しはよおなるいうんが、わかっとれば我慢もでけるんやがなー」。「これからもっと悪くなるかもしれんよってに」ということでは「ほんまにあきまへんなあ」です。

 今日は向田邦子さんの命日です。
 明日は24節季の一つ、処暑です。
 しかしこの涼しさはありがたいような、でも、我が家では洗濯物の下を通らないとトイレに入れない状態です。やはり何かが、少しづつ狂ってきている気がします。
 明日、明後日と連休します。しかし、それなりに結構用事がたまっています。
 異業種が集まって現状を少しでも変えるべく、コラボなイベントを行うこととなり、
どうもその責任者にならざるを得ない立場となりました。その一方で、商工会議所との半ば付き合いで、有明での物産展でのブースへの出展依頼があり、この打ち合わせが予定に入っています。どこが連休やねん。
 こんな不景気な事ばかりカキコミしていると、読んでくれる人はいなくなりますね。
 
 目下、構想は出来ましたのですが、秋の新作準備中です。乞う、ご期待!
 
 恥ずかしながら、あれだけ咲きそろっているのに写真ではすまないと感じまして
小品ですが、みとくんなはれ。

           先程、描きあげたばかりのほやほやでっせ。
 
 

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