2011年10月8日土曜日

かくして秋も深まれり

明日は十三夜です。あの節電の夏、熱中症寸前までいった夏は何処へ消え去ったのでしょうか。
かくして、夜のベッドでの掛け布団の重さも、しみじみと感じるようになりました。
いつの間にか、一枚増え、そして薄掛けが消え、厚手が一枚、増えています。
今日のススキ狩りは実に晴天に恵まれ、爽やかな、それでいて彼岸花の色が
何となく、寂しそうに見えてしまう季節になりました。
赤とんぼが沢山飛び交っていました。
稲の刈り入れもかなり進んでいます。
でも川原をよく見ると、来る時は通りすぎたのですが、前回取ったススキの場所が、
帰り道で気付きました。
何故同じ場所で採らなかったかは、ススキの姿が見えなかったからなのですが、
車を停めてよくみると、先日の台風の大雨のためと想像されました。
かなりの激しい水量と流れのため、ススキが下流に向かって倒れていたのです。
通過したときには、十五夜様のときに少し取りすぎたのかなー、なんて思って
いたのですが違いました。
写真の奥の赤い花は彼岸花です。

創作菓子はもう少しお待ち下さい。
どうしても必要な材料が連休明けにならないと入荷しませんのでストップ中です。

過日、時間を作ってとんぼ返りで前橋まで行って来ました。
さる問屋さんから、前橋にとてつもなく大きいショッピングセンターがオープンし、
市内の沢山の業者が悲鳴を上げていると聞きました。又、お客様からも「一度は
みときなさいよ」と薦められましたので行って来ましたが、驚きました。
I・Cを降りてすぐに、広大な土地にS・Cが立ち並んでいました。
あの広い駐車場が満杯状態です、平日というのに。
当然の如く、群馬県のナンバーが圧倒的ですが、負けずと、栃木、茨城、長野のナンバーまでありました。
率直な感想です。
決してそれ程安いとも思えませんし、何より年会費4000円を払わないと入店が
出来ないのです。つまり、今現在は物珍しいだけであって、いずれ先が大変かな?
それにしても、共存共栄という言葉がありますが、これはいずれその逆になるなあ。つまり、写真の左側には別なS・C
があるのです。勿論、近隣の中小業者には強いダメージが容易に想像される訳ですが。

栃木市から30分以内の所、北と南に、以前からアウトレットとS・Cがあります。
そして40分ほどで又、新しいS・Cが出来たわけです。
いずれカキコミしますが、栃木市内では、元の栃木警察署跡地、閉店した福田屋
デパート跡地、統合された中央小学校の予想される跡地、計画中の下都賀総合病院、移転後の跡地。行政は計画が有るのでしょうか?
これ程にでっかい空間が、市内のあちこちに出現することになります。
実は、市民も事業者も行政も、それ程に深刻には考えていないと思います。
危機感の欠如を私一人が騒いでどうなる訳ではないのでしょうが、考える秋です。
真剣に、深刻に考えるべき秋です。

だからという訳では無いのですが、栃木市を中心として活動している、それぞれに
業種は全く異なるのですが、熱きハートを持った「物造り」という一点で意気投合し
た集まりがあります。このメンバーが集い、栃木市中心部の空き店舗を活用して、
コラボなイベントを開くことになりました。
詳細は改めてご紹介しますが、実にユニークな
集団によるイベントです。
とだけ、今日は記しておきます。
ご期待いただきたいことが次から次へと続きます。
この歳では、「相当にエネルギーが必要とされる事をやってますね」とかげ口も聞こえていますが、
荒海に乗り出してしまった帆掛け舟の乗組員みたいなものだ、と、メンバーを励ましつつ取り組んでいます。
是非、お時間がとれるようでしたら、ご参加下さい。

秋空の雲ですが、一寸違和感のある雲さんです。

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