2012年11月3日土曜日

上生菓子の店頭販売をまもなく開始します。

 今まで少しだけ販売はしていたのですが、どちらかというとご注文だけとし、積極的に店頭ではお売りしませんでした。どうも、価格もお安くは出来ませんし、その割りに手間が誠にかかります。そして何よりさほどに売れる商品ではありませんでした。

 でも、関西からはお漬物も入荷しましたし、仕入れ商品としてのクリスマス関連の、お菓子も店頭に並びました。



 お客様から「かのこ庵の品物は見ているだけでも楽しくなるわ」というお声も沢山頂戴しています。先月中旬には、栃木市茶華道協会様から例年どうり大口のご注文もいただきました。栃木市にも、大勢のお茶の先生がいらっしゃいますし、そのほうの需要も軽視できないというか、田舎ながら田舎なりに一つの文化として上生菓子も、自信を持って販路を広げる気持ちを持つことに致しました。ただし、肉体労働が確実に増えます。出来るとこまでやってみよう、という気持ちが正直な所です。
 昭和六十年創業ですので、決して老舗とはいえないかも知れませんが、とても良いお客様が付いてくれている事も事実です。創業以来「薯預まんじゅう」はどこにも負けないと自身を持っております。
 商品名こそ『苺の娘(いちごのこ)』と変更しましたが、製造販売すること三十二年になります。どなたが、どちらで「元祖」と仰っても三十二年前に、この商品をおつくりになっていた方は私の知る範囲でございませんでした。今月二十日頃から変わらぬ美味しさで、販売開始の予定です。ついでですから書きますが、『勝栗まんじゅう』いつも売り切れで申し訳ないのですが、七五三の時期でもありご予約が続きます。一個からご予約をお受けしてます。お電話いただければ営業時間内はお取りおきしております。午後には無くなる事の多い商品ですので、案外にお味を知らない方が多いのでしょう。すみません。ついでですからもう一品『芋ようかん』は、お客様がおっしゃいます。「こちらのを食べたら浅草のは食べられないわね」と。嘘ではございません。お客様が申しております。それぞれに写真は商品案内に載っておりますので、是非一度はお試しください。裏切らない、ということが現在も営業を継続できている証明でもあると思います。

 「上生菓子」の販売は今月中旬をめどに、毎日五品ほど各限定十個の予定で販売します。揃いましたらいっぺんにどどっとご紹介申し上げます。
 

 只今、底冷えを感じましてストーブをつけました。作業場の床はコンクリートですので冷えるのですが、それでなくても随分と朝晩は冷え込むようになりました。皆様もお風邪など召しませぬようご自愛ください。

 写真は日光金谷ホテルの紅葉でございます。いろは坂から上はかなり紅葉が進んでいるようでしたが、かなりの混雑が予想できましたので、こちらまで来て戻ってきてしまいました。今回のカキコミは純然たる、かのこ庵のピアールの巻でございました。

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