2011年7月25日月曜日

「『みんな直人が悪いのか』 風知草」

 このコーナーは、私の好きなことを、考えていることを自由にカキコミしてよいコーナーだと解釈しています。そこで、前回に続いてやや政治向きのというかマスコミについてカキコミをします。
 私は自宅と職場、合わせて新聞を三社購読しています。
 お店では「毎日新聞」を30年近く購読してきましたが、今回ほどあきれたというか驚かされた「コラム」を拝見したのは始めてです。
 「毎日新聞」の2ページ目、最上段に毎週土曜日は「近聞遠見」として岩見隆夫氏が、月曜日には「風知草」のタイトルで山田孝男氏が其々に主に政治向きのことを執筆しています。
 7月23日付、岩見氏のコラムのタイトルは「『管嫌い』では、と言われて」でした。
誰某がよっぽど菅さんとは相性が悪いのでは・・・と言われて反論の形をとってはいるのですが、
結局は管批判を堂々と開陳しています。管総理さえ辞めれば全てが解決する風な論調でした。
 二日後の7月25日付の山田氏のコラムでは、「ベトナム原発」問題を論点の中心におき、原発リスクについて書いていました。ベトナムから2基の原発を受注したそのトップセールスをしたのは、管総理であるが、曰く、自民党の議員がこの点を追求し、現在の総理の考え方との論点整理を要求していたが、それでは、「自民党はどうすべきかについて自身の意見を述べていない」。リスクについて大政党は一言も触れず、共産党と社民党だけが取り上げている。
 「経済技術大国=輸出立国主義」路線の調和は歴史的な課題である。として、「もしも野田首相や、仙石首相や、谷垣首相であれば、この問題に対して明快な説明がなされるというのか。そうはいくまい。首相の顔を代えれば答えが出る問題ではない、と。 「原発災害は、テストできないので発生の確率が読めず、最悪の規模も損害も見当がつかないからだ。被害は空間的、社会的のみならず、子孫の遺伝子を傷つけて時間的にもひろがる」。「原発推進派は『安全性を高めればいい』と言うが、そもそも何を基準とし、何をもって安全と見るのか。
 使用済み燃料の処分、展望なき核燃料サイクルをどうするか。
 管首相はもう少しで辞めると思うから、野党は本論より揺さぶりに精を出す。
 管より原発リスクを論じてもらいたい(途中、各所で略してます)」。

 関東地方を含めた、そして何よりの被害者の東北地方の方々。
 この世に絶対はないのです。有るのは生死だけは間違いなくありますが、安心安全に100%はないのです。正直に書きますと、かのこ庵は「地産地消の推進店」として認定されていますが、栃木県産の小麦粉を使用しています。栃木県では、県として「栃木フードバレー構想」として、各種の食材のアピールをしていますが、牛肉の次は何が出るかいな?という不安の日々です。

 そんな大変な思いをし、実社会においても苦労しているこの時に、岩見のおっさん、少しボケが
はいったんとちゃうか、と、突っ込みたくなります。もっと書かねばならないことがあるでしょう。自己弁護にあれだけのスペースを提供するマスコミ、特に毎日新聞さん。反省して下さい。前回に続けて同じ事を書きます。菅さんが好きとか嫌いとかでは無く、議員さん達が、評論家と言われる方達が、今すべきことを直ちに実行して下さい。将来が見えないまま、読めないまま、大変な借金を抱えたままのこの国の舵取り役は、誰がやっても誠に大変なことだと思います。
 国会議員定数削減、脱原発、増税、しっかり議論して速やかに実行して下さい。お願いします。(お断りしておきますが、私はいわゆる無党派と呼ばれる立場の人間にて、どの政党とかは無関係です)
                                
                             水田の生育は順調なのですが・・・。
用水路の水の流れは冷たく澄明です。 

店の前は、花盛りです。
お店の駐車場に咲いた花と、いま少しでいっせいに咲き出しそうな百合です
前回、画像がゼロでしたので、今回はちょっと多めに、です。

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