2011年5月17日火曜日

青竹筒入り「水ようかん」

 お待たせしました。
 青竹筒入り「水ようかん」の製造が5月20日より販売開始となります。
 実は昨年は、製造をストップというか一年間休ませてもらいました。
 竹筒が以前は中国産だったのです。正直に書きます。中国産の竹は
一本が25円でした。一昨年、次から次へと餃子の問題など頻繁に世の
中を騒がせてくれました。そこで、一昨年は国内産へと切り替えたので
すが、価格が一本95円になっていました。
 青竹をかじって召し上がる方はいないと思います。DNAを調べてなる
ほど、国内の竹だと分かったとしても意味がありません。中国産の時は
袋に入って入荷しましたが、段ボール箱にて国内産となりました。
 箱を詰め替えただけで、もしもこれだけの価格差が得られるなら私も
やってみたい誘惑に駆られます。どうにも馬鹿馬鹿しいのと、この価格
差を商品に反映させるのは無理と判断したというわけです。
 しかし、お客様からは随分と叱られました。「おやりなさいよ」と。
 青竹に流した水ようかんを、更に、ビニールではない本物の茎付き笹
の葉で包み、鉄砲串という竹製の串を添えて仕上げられた水ようかん。
 いささか凝りすぎでしょうか?
そしてなんと価格は据え置きの315円(税込み)。手間ひまをかけた程
には利益が・・・。いけません。商いとはそういうものです。

 道明寺製の「あじさい」と「甘さ極めて控えめの『わらび餅』」に続いて、
「生の桜の葉」にのせた『くず桜』と『水ようかん』も販売が始まりました。

 今年の夏は節電モード一色でしょう。
 日本人なら暑い夏を乗り切る術の一つとして、涼菓を是非、と、お薦
めします。
青ゆずあんをいれてます。

お店の前は花盛りです。

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