2011年6月20日月曜日

「もうすぐ夏至だ」 永田和宏著

前回も書きましたが、6月22日は夏至です。 
日曜日の新聞の書評欄を見ていましたら、歌人として著名な、お亡くなりになりましたが河野裕子さんのご主人であり、科学者として京都産業大学の教授にして、歌人でもあられる永田和宏様の著書が紹介されていました。
早速、取り寄せる手配を今、致しましたが楽しみです。
本来でしたら、読了してからカキコミすべきでしょうが、明後日が夏至ですので間に合わないと、そして何より、これだけは早くご紹介したいと感じまして書いています。
お許しの程。
その書評は生物学の福岡伸一教授が書いていらっしゃいますが、
「一日が過ぎれば 一日減ってゆく君との時間 もうすぐ夏至だ」の歌からタイトルは執られているそうです。
河野裕子さんは昨年8月、病と闘いましたが亡くなりました。
私事ながら日曜日は身内の49日忌の法要があり、だからと言う訳では有りませんが、生きて今、在る事への想いがこのブログを書かせているなと思います。

「短歌はその短さゆえに、事実を正確に記録するという点においては日記や小説に及ぶべくもないが、逆に、ある瞬間の心の動きを敏感にキャッチし、短い言葉で定着するという早業においては他の文芸の追随を許さない」。
永田教授の科学も文学も一心不乱に追い求めた姿が想像されます。
昨日の法事における読経の後で、御住職が在原業平の和歌「ついにゆく 道とはかねて 聞きしかど 昨日けふとは 思わざりしを」の一首をもってお説教されました。何か強いつながりを感じてしまいました。


突然ですが、本日のカキコミはやや梅雨空のごとくとなりましたので、
写真を撮った日はいささか前になりますが、昨日のデーゲームで
東京ドームでの初勝利の沢村投手(栃木市出身です)の練習風景を
ご披露します。しかも打つべき人がつないで打った
久しぶりの一方的な勝利でございました。
と、いう余りに私的な喜びを今回の締めと致します。

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