2011年9月22日木曜日

「髪解けば 胸ほぐれゆく 秋桜」古河まりこ

今年の天変地異には、ほとほと、うんざりさせられます。
昨日は一日中土砂降りと強い風でした。私の自宅の前は、巴波川が流れています。
住みはじめて35年が経過いたしましたが、今回初めて夜7時過ぎに避難勧告が出されました。慌てて外に出てみると、凄まじい流れとなっていましたが、流れが溢れ出るにはまだ50cm程ゆとりがありました。この川は昔は常に氾濫した、ということを今はもう、お亡くなりになりましたが、お隣の長老から教えられていました。しかし、大掛かりな河川の工事があり、それ以来、川べりにそびえていた大木が倒れたことが何回かありましたが、堤を超えてのいわゆる氾濫はなくなりました。
この川の出発点は、平安時代に詠まれた歌枕の地としてごく一部(?)では有名な「しめじが原」地帯となりますが、自宅から3~4キロ上流になります。ということは、栃木市西北部の山深い所から流れてくるわけでは有りませんので、雨が止めば心配はなくなります。
そんな訳で避難はしませんでしたが、驚きました。
それにしても被害にあわれた方が大勢いらっしゃいます。お見舞い申し上げますが、困った日本列島です。

秋の新作、上生菓子ができました。菓名は「菊の宿」となずけましたが、食用の菊の
花びらが葛の中で泳いでいます。写真はちょっと待って下さい。
十月になったら正式にご紹介いたします。

かのこ庵の駐車場の秋桜、つまりコスモスが咲き始めました。
台風一過、秋晴れの中で写真をと思ったのですが、お彼岸中にて、多忙をきわめています。さー写真をと、思ったらどうしたというお天気なのでしょう。
午後はずうっと、雨が降っています。早朝はうろこ雲が流れて、あー秋だぞ、という、いい気持ちにさせられていたのですが、残念です。

タイトルの俳句、なかなかいいでしょう。  では又。

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