2011年9月1日木曜日

「新涼や たしなまねども 洋酒の香」中村汀女


 「新涼(しんりょう)」とは新鮮な初秋の涼しさを表現する秋の季語になります。
 ともかく、なんとか九月になりました。
 毎日、製造、販売の記録と共にその日の特記事項を日記の如く書き残していますが、去年の記録を見ると、残暑がお彼岸を過ぎるまで残っていました。少なからず、今年の暑さは昨年ほどではありませんでした。が、何故か、二度も点滴を受けた夏でした。加齢による体力の衰えを否定するものでは有りませんが、今までとは違う夏だと感じる方は多いと思います。先日お見えの、お客様が仰っていました。
「テレビを見てると胸が痛くなる話ばかりで、涙もろくもなってしまい、それだけで体調も狂ってしまい、お医者さんに診て貰ったら、『うつ病です。テレビのニュースは出来るだけ避けて、何か気分転換を兼ねて、外出しなさい。』と勧められた」との事。大きく、うなずいてしまいました。

 昨日は8月最後の日で、定休日でもありましたので、日帰り入浴の塩原温泉もたまには、良いのではと、更に、穴場のスポットという表現がぴったりの、又、草だんごの茶店が有ると判り出かけました。
 茶店は別として、実に素敵な最高の新涼を堪能できる場所を発見しました。ついでに書くなら、草だんごは軟らかくていま一つでしたが、それほどに大仰な、というほどではないのですが、それが又いいのかもしれませんが、水量も程よく、苔むした岩肌の緑が、木漏れ日が、なんとも最高でした。絵をお描きの方もお二人程居りましたが、何はともあれ私の下手な解説よりも以下の写真をご覧ください。

 意地悪なんです。ご存知の方は少なくないと思いますが、場所はお教えしません。途中から急な勾配の砂利道となります。危険なのと、紅葉の時期には再訪したいと考えていますので。
 静かな場所は静かにさせておきたい、といつもの自己中が出ておりますので、
 悪しからず。でも少し涼感を感じていただけたと思います。

 実は、もう一箇所、お目当てのところが、大田原市内にありまして、そちらも行ってきました。
 マニアの方には中々、感動ものの空間が広がっていました。という所までにて、すみませんが、詳しくはページをあらためて次回ご紹介します。

 台風が接近中です。晴れ後、ゲリラ豪雨プラス雷の今日です。
 関東は明日からが、もっとひどそうです。何事もなき事を祈念します。

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